JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

桜花繚乱、松前の春

2008-05-03 23:56:26 | 松前町・福島町
 「折角の連休を閉じこもってもしょうがないよね。」と松前公園の花見へと車を走らせたが、途中、当別とラピスト、木古内町サラキ岬のチューリップ、そして、知内町の青空市と寄り道し過ぎて、当初は「昼は松前公園でお花見弁当を。」との目論見は外れ松前到着は午後3時少し前。さて、これから、お花見だ.......。


 4月中旬にきたときは冬桜が満開だったが、それから2週間と少しの筈が既に早咲きの「染井吉野」や「南殿(なでん)」は散り、中咲きの「糸括(いとくくり)」や「雨宿」が満開。サクラに囲まれた松前城も、今が晴れ姿の時なのだろう....。


 松前でサクラの古木といえば光善寺の「血脈桜」、推定樹齢は300年という。松前を代表する品種「南殿」は、この血脈桜を親木にして増やされたそうだ。高さ8m、幅17mに伸びる枝張りで、既に満開は過ぎているものの、見た目にも鮮やかだ。
 案内板には「この桜には、宝暦年間(1751~1763)に美しい乙女の姿を借りた桜の精が住職の枕元に現れ、血脈(亡くなった人が仏になるようにお坊さんが与える書付)を授けられたことにまつわる伝説があり、桜の花の精によるものであるのか、今なお、その麗姿が見る者の心をとらえます。」とある。


 松前公園の桜を見るのは久し振りとあって、あちこち走り回りたい気持ちにさせられ、城内から離れ、里桜の街道を通り小高い丘にある第2公園へ足を伸ばした。ここまで来ると人影もまばらで、里桜の街道は桜の花がトンネルを作り、鳥の声を聞きながら散策を楽しめる。そして、津軽海峡を望む展望台からは、天気が良ければ青森県・岩木山も見えるとあったが、残念ながら霞んで.......。


 第2公園の新桜見本園では、桜の花の下で一人絵を描く女性に遭遇。絵になっていたので、そっとシャッターを押させてもらった......。


 松前城がライトアップされると聞き、ここまで来たからにはそれもカメラに収めようと待つことにした。午後7時、夕闇に松前城が浮かび上がる。昼間の賑やかさも消え、その静けさの中に城下町の雰囲気を醸し出してくれる。


 満開の桜に囲まれる松前城。
まさしく春爛漫、そして桜花繚乱、北の小京都ともよばれる松前の春は、咲き乱れる桜の花におおわれていた。松前のサクラは250種類と品種が多く、この後も遅咲きの「関山」や「普賢象」などがこれから色とりどりの花を咲かせる。「松前さくらまつり」は5月18日(日)まで.....。

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サラキ岬のチューリップも見ごろ

2008-05-03 23:13:07 | 木古内町・知内町
 「折角のゴールデンウィークに、閉じこもっていることもないよな。天気も良いことだし...。」というわけで、松前公園へお花見にと、車を走らせた。これも折角だからということで、途中、あちこちと寄り道をしながら行くことにした。最初は、木古内町サラキ岬のチューリップ。
              
 国道228号沿いにあるサラキ岬のチューリップが見ごろを迎えている。このサラキ岬は沖合に沈んだとされている旧幕府軍の戦艦・咸臨丸(かんりんまる)で町おこし活動を展開している町民グループが毎年整備をし、去年の咸臨丸のモニュメントの設置に続き、今年は「チューリップフェア」にあわせ広場の一角に風車型の休憩所が設置された。



            
 咸臨丸がオランダで建造されたことにちなみチューリップを植えている。最初の年に1万株を植えたが、その後毎年増やし、今年は80種類、5万株になったそうで、津軽海峡から吹き込む潮風を受け、赤やピンク、紫など、色とりどりの花が揺れている。


 「チューリップフェア」は5月11日に開催されるが、この連休中は地元のホタテやジャガイモなど木古内町の特産品が並ぶ「ふるさと物産フェア」も開催されており、多くの観光客で賑わっていた。そして、係の方に「来年の楽しみにいかがですか....。」と勧められ赤、黄、紫のチューリップを球根付きで買ってきた。きっと来年の春は綺麗な花を咲かせてくれるでしょう......。


 次は、知内町。知内町の海や山の特産品を即売する「しりうちさくらまつり青空市」が道の駅「しりうち」で行われていた。パトカーが数台出て交通整理をするほどの賑わいで、人気は特産品を使ったカキフライや焼きホタテ、つぶ焼き、赤飯にベコ餅などは飛ぶように売れていた。
                      
 中でも大鍋でカキやニラ、キノコなど知内特産をふんだんに使った味噌味仕立ての「カキ鍋」は大人気。お願いしたときは「あと3人で終わりで~す。」というお母さんたちの声。どうにか間に合い、お陰で鍋の底に残ったカキを全部おまけに入れてもらい、ダシも出てこれが旨い。

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