見晴公園「緑のセンター」を見学

　４月１日に見晴公園「緑のセンター」がオープンした。「そのうちに見学に行こう。」と思っているうちに気が付けば５月。多分サクラも見頃だろうと期待しながら、久し振りに朝の散歩を兼ねて出掛けてきた。


　公園のサクラは満開から散り始めといったところか。相変わらず三脚を抱えたカメラマンがあちらこちらに出没する。邪魔にならないよう気を配りながら、芝生広場の片隅でシャッターを押した。

　　　
　「緑のセンター」前のサクラは少し強い風が吹くと花びらが舞い上がる。花びらが散るのはちょっと惜しい気がするが、花びらにしてみると最後の舞なのだろう、とっても綺麗だ。そして、「緑のセンター」は木造平屋建てで公園の管理事務所を兼ねた公園利用者の休憩施設として活用されるが、明るく開放的な雰囲気で、公園で伐採された樹齢100年といわれるヒバの木を利用したテーブルや椅子が設置され木のぬくもりを感じられる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　この施設では研修や展示会などにも無料で利用できるとのことで、この日は「絵手紙体験」で沢山の絵手紙が展示されていた。


　また、香雪園では園亭周辺の復元整備が続けられているが、今年は、正門と前庭の池に架かる小さな木橋、井戸と屋根が完成した。正門は杉の皮葺き屋根で、また、井戸もビバが使われ復元されたが、それぞれ材料が新しいこともあって少し違和感がある。趣は感じられるものの、なじむまでには少し時間が掛かりそうだ。

　　
　そして、この日も公園のエゾリスに逢うことが出来た。さすがに暖かくなって彼らの活動も活発だ。ちょうどサクラの木の近くに寄ってくれたので、季節感漂う１枚をカメラに収めることが出来た。これから子育てが始まるようだが、カラスやキツネなどが狙っているぞ～、気をつけてよ．．．．．．。