JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

八雲町「さらんべ公園」のサクラも満開

2008-05-08 20:55:45 | 八雲町・長万部町
 所用で八雲町に車を走らせた。八雲までは車で1時間30分ほどでドライブには手頃な距離だ。車は噴火湾沿いを走るのだが、今朝の天気は快晴、そして海の色も春を通り越し初夏の装いを感じる。

                   
 八雲町の役場で職員の方から「さらんべ公園のサクラが満開ですよ。」と、声を掛けてくれた。特に「花見をして行ったら....。」とまでは云わなかったが、折角なので寄り道をして公園に足を運んだ。


 公園は役場のすぐ裏にあり、近くを遊楽部川が流れている。公園には約500本のサクラの木があり、今が満開と誇らしげに咲き誇っていた。

 
 この公園は、町民の憩いの場として、また、散策の場として親しまれているそうだが、今日は朝早かったこともあってか静かな佇まいの中に小鳥の声が響き渡り、すがすがしい気持ちにさせられた。

 
 八雲町は、平成17年10月に渡島管内八雲町と檜山管内熊石町が合併し、新たな「八雲町」が誕生し、日本で唯一太平洋と日本海に面する町となったことから、「二海郡」という新たな郡名が付けられた。

 ところで「さらんべ公園」の「さらんべ」の持つ意味を聞きそびれ、帰ってからやけに気になりだし八雲町の知人に電話で教えてもらった。「さらんべ公園」は八雲町を流れる遊楽部川の支流・砂蘭部川(さらんべがわ)に由来するもので、その「さらんべ」は永田方正の『北海道蝦夷語地名解』によると、「サラ・ウン・ペッ(尾・の・川)」と記されているとのこと。また、山田秀三によると、「サル・ウン・ペ(葭原・のある・もの(川)」だったのかも知れないとのことである。
コメント
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