JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

「大船さんちの昆布」

2008-05-13 22:47:54 | 椴法華・南茅部
 今日午後、所用で南茅部へ車を走らせた。太陽は出ており、気温も13℃ほどあるのだが10mちかい風が吹いていることもあって、肌寒さを感じ、また、海も白波が立って春は一歩後退.....。

 3月に南茅部を車で走っているときに、国道沿いの昆布のカーテンが綺麗で写真を撮らせてもらったことがあった。その時、そこの若いご夫婦にとりたての昆布を沢山戴きまだお礼もしていなかったので、お礼に立ち寄った。

 多分、覚えていないかとの不安もあったが、なんと開口一番「おう、写真を撮って行った人だけや。覚えているよ。」と話してくれた。美味しく戴いたと丁重にお礼を言うと「義理堅い人だなあ。美味しく食べてくれるだけで良いんだよ。」と喜んでくれるばかりか、「折角だから、これも食べてけれ。」と製品になって店頭に並ぶであろう「大船さんちの昆布」を差し出され、恐縮しながらも手にしてしまった。



 「大船さんちの昆布」の袋の後ろに〈漁師からの一言〉がある。
 “本品は北海道の東南端旧南かやべ町(現在の函館市大船町)真昆布の里-縄文の里(大船C遺跡)の前浜で、私達が北風が身にしみる2月から4月にかけ干しあげた『味、香り、やわらかさ』の三拍子揃ったこだわりの逸品です”

 次のコンブ漁は7月20日から始まり、その準備のため納屋を改装中で若夫婦と老夫婦の4人で忙しく動き回ったいた。そんな中に立ち寄ったにもかかわらず、まして名前もわからないものに親戚づきあいのような親切な対応をしてくれた。本当に感謝です.....。

 そして、夕方、今度は友人から採りたての「蕗」の差し入れがあり、早速夕食に「昆布」と「蕗」を沢山入れておでんにして食した。旨い!....。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする