取り出せるように仕舞うのが大切

2006-09-06 15:27:19 | 剥落
祖母によく言われたものです。
片づけがきちんとできない性格は直りませんでした。
この仕事をしてみて、よくないことと気付きましたが
遅すぎた。

一般論としても整理がわるい人の勉強は伸び難い傾向
がありそうです。違う人も時々はいますけれども。


④の「記憶を取り出す」

きちんと記憶しておけば比較的楽に取り出せる
ようです。
特に、普段から頻繁に取り出しているものは
簡単に出てきます。
長い期間取り出していないものは出てきにくい。

例えば、副助詞に何がある?
と聞かれて普通は直に答えられませんよね。

「ば、と、ても、けれども、が、のに、ので・・」
なんて言われると出てくる人もいるのではありま
せんか?
「・・から、して、ながら、たり」

塾に勤め始めてしばらくのとき、十数年振りに
副助詞が口をついて出てきた時には驚きました。
まったく忘れていても思い出すものですね。

記憶も時折は引っ張り出してやると、出て来やすい
ですから、意識して練習をするとよろしいです。

丁寧な塾ではある程度対応しているハズですが、人任
せにせず、生徒本人も意識しておいてほしいですね。
自分のことですから。

取り出しやすいように記憶しておくことも必要です。

そのために理論、理屈、が必要なのです。
論理の芋づるで引っ張り出せるようにインプットする
のがよく、機械的棒暗記、一夜漬け、などでは一般人
では「取り出し」に苦労するでしょう。

助詞とは、副助詞とは、という勉強をして、初めて
「ば、と、ても・・」の暗記が役立つのです。

機械的に覚えこまなくてはいけないこともあります。
イメージなどを総動員して覚えますね。
近年流行りの右脳の活用、とか記憶術、とか英語の
コアイメージとか・・・

昔から言われてきたことですが、
良く似ていて覚え難いものをまず、必死で覚える
というやり方があります。
始めはつらいですが、有効ですね。

横たわるlie lay lain 横たえるlay laid laid

混乱しやすいですが、いったん100%覚えこんで
しまえば、あとが楽です。

とにかく先ずは覚えこみましょう。
覚えているか、取り出す練習を繰り返しましょう。

ボールを蹴れなければサッカーはできません。

                     9.10


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