リクツはあとで。まずは覚えましょう。

2009-02-19 18:23:39 | 塾あれこれ
それが良いカモ。。


サラリーマンを経て塾業界に入った私は最初ひどい
学力でした。

今は・・さて?

学生時代に不勉強で、そのまま社会人ですから
学校でする勉強など忘れてしまっていましたね。

cars は(カーズ)cardsは(カーズ)
同じか?! 自分で自分にツッコム私でした。

耳も良くない。
「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」などなど日本語でも
同じに聞こえて区別がつかないのです。

尤も、この辺りは多くの日本人も区別をしなくなって
きているようですね。

昔は区別し、仮名遣いもきちんとしていたのです。
少なくとも今よりはね。

次第に混同されてきたので、現代仮名遣いでは
「じ、ず」を優先させるのは皆様ご存知の通りです。

ここでグチャぐちゃとは書きません。

昭和21年内閣訓令第8号で現代かなづかいが示され
昭和61年に内閣告示第1号で改善されています。
ネットでも読めますし、辞書の付録に載っている時も
あります。

一読、難しくはありませんが、どうもよく分らない
というのが私の感想です。

批判されている方も多いようです。

個人的には、細かく決めなくて幾通りもあって構わな
いと思うのですが、お役人の発想ではそうはいかない
ようです。
指針を示さなきゃ、そうですよね?

告示の内容を説明して、小5くらいでも「分った」と
言ってくれますが、本当はどうでしょう。
???では。。

理屈を覚えて当てはめるより一つ一つ「鼻血は(ぢ)」
って覚える方が効率的です。
よく出る物、間違え易い物、塾が教えてくれます。

英単語のスペルだって最後は一つ一つ覚えるしかない
ので、それよりかはずっと簡単ですよね。


マル暗記では気が済まない生徒もいるでしょう。

「先生、血と地は同じ(ち)なのに布地は(ぬのじ)で
 鼻血は(はなぢ)って、じとぢの使い分けはなぜ
 しなくてはいけないのですか?」

納得してもらう説明を出来る大人はどれくらいいる
でしょうね。
説明するだけじゃ不足ですよ、生徒が納得して使い
こなせるようにならなきゃ。


中学になって歴史的仮名遣いを習うとタ~イヘン。

山路は現代仮名遣いは(やまじ)
   歴史的仮名遣は(やまぢ)

ここでまた(じ)と(ぢ)が??になります。

(じ)は路の訓読みと辞書に出ているのに歴史では
淡路=あはぢ、木曽路=きそぢ、
「やまぢきてなにやら床し・・」
というふうに、路→(ぢ)です。

現代のpcでは山路=やまじ、ですが(やまぢ)
と打つと山地。

なんてややこしい。

ろじ→路地、露地、露路・・・・もうタイヘン。

一つずつ覚えるしかない、ようですね。


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