テストを受けますか?

2006-08-26 22:50:57 | 学習塾って?
テストは部分しかチェックできません。
課題の全ての内容を調べるテストなど膨大な量に
なるので不可能です。
ペーパーテストには制限時間がありますしね。

部分しか調べられないのに、それで正しい判定をでき
るか? 大丈夫、できます。

自分達でテストを作り、或いは定評のあるものに参加
し、長い間いろいろとやってみて自信があります。
もちろん、あまりに微細な事は誤差があるでしょうが
学力とか合格可能性とか、まず間違いありません。
(個々の例では違う場合もあります。原因不明です)

経験的に上記のように言うのですが
たぶんサンプル調査と似ているのだと思います。
一定のデータで「全体」を推測できるのです。

では反対に受験者の側からはどうなるでしょうか?
当然のことですが、どこが出題されるか分からない
ので全範囲を網羅して勉強しておかねばなりません。
(ヤマカン、悪くないのですが別の機会で言います)

きちんと勉強しようとして気をつけることは・・

理解し、マトメをし、覚えるべきことは一生懸命に
覚え、その上で自己チェックとしてテスト形式の
問題をやってみる。課題が分かればモトに戻る。
あまりに常識的ですが結局これしかありません。

もしも、テスト形式のものばかりをやって、対策勉強
になるでしょうか?万全とはいえませんね。
テストとは、部分しか載っていないものだからです。

出題されやすいところ、などはテスト形式でカバーが
できます。短時間で一定の効果はありますね。
ただ、それだけでは不充分です。

たくさん同じテスト形式の問題をやっても、それだけ
では、途中から努力のワリには結果が伸びません。

ドリルのようなものでも同様です。
練習には大変役に立ちます。実践では量をこなして
おくことも大切です。
ただ繰り返しますが、それだけでは不充分なのです。


上記のことと繋がりますが、テストを受ける回数だけ
を誇っても、学力向上にそのまま結びつくものでは
ありません。

テストをしたことを活かさなければなりませんね。

テストの回数や種類は適正な所までにしましょう。

過去、進学塾で出会った生徒にこんな人がいました。
どうも、試験を受ければ力がつくとおもっているフシ
があったのです。
テストと授業が重複すると「テストを受けたい」と
いうのですね。
授業は力を伸ばすために受けるものなのに、テストは
チェックをするためのものなのに。

自分に役立つテストの受け方とは

①信頼できるテストを受けること
②継続的に受けること
③結果を冷静に分析し必要な手をうつこと
この3つが柱になります。

テストも使い様、なのですね。



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