レッテル貼り

2015-12-28 21:07:37 | 塾あれこれ
自分のとらない立場へ向け悪口を吐く人が
多いですね。
巧妙なレッテル貼りもなされます。

意図して言ってるなら品がない奴ですし
意図していない、なら相当の馬鹿ものです。

大学のセンセとかマスメディアの偉いさんにも多いようで、
専門以外についてバカなのはまだしも
専門についてすらバカ、っちゅーのは、どうなんだろ。

たぶんワザと大言を吐いてるのでしょう。
政治家と同じ「悪い人間」です。

なお、専門外についてあれこれ言えるちゅーのも、ね。


最近目立つのは「9条」批判です。
みんなして同じことを言い触れまわっています。

「9条と唱えていれば平和だ、とあなたは信じるか?」
という言い方で、相手のイメージを(信じられないほど)
の非現実的な低レベルと決めつけるのです。

物事を大雑把にYES NOとふた手に分けるのも愚劣。
人というものを下劣に見ている証拠ではないでしょうか。

みんな悩みながら、戦争とは、自衛とは、・・等々を考え
途中ではあれ、それぞれに結論を出して生きてきたのです。
9条を擁護する側が、みなお題目派と言えますか?

そうでないなら、唱えるだけで国の安全が守れるか、は
戦前の「非国民」のレッテル貼りと良く似ています。
問答無用で決めつけてしまう。
日本ではよく見かける光景のようです。
論理が甘すぎるのですね。


9条の問題では、戦後の米国が日本支配を修正したことと
自民党が憲法改正をせず、自衛隊という現実を作り上げ
形式的な憲法違反をやってのけたことが
事態を混乱させたのです。

政治の長期的なトリックですね。

理想が見えていないことも大きいのでしょう。

長期的には減軍備でも、目先、自衛隊は必要
などという案もありえます。


まずは日本を支配している米国からの自立が
最大の課題ですね。