ばら撒き

2015-12-11 20:45:49 | 塾あれこれ
来年の参院選挙前に3万円を低所得者に配る
というニュースが流れています。

私たちも戴けるのかな。

やろうと仰るものを「理に合わないから」と
返上するのも勿体ない話です。
どうせもともとは税金でしょう。

有り難がる人は少ないかもしれませんね。

ましてや参院選の票を買収される人は少ないはず。

それでも政府は配ろうと仰る。
財政危機など、どこふく風です。

国民を馬鹿にしているのか
舐められるような国民が多いのか。


3万貰って使いますか?
案外使わない人が多いのじゃないかしらん。
消費の刺激には余りなりそうもないですね。

そんなミエミエをやるって、やっぱオカシイ。

増税やインフレにたくさん持っていかれますから
国民も取敢えずは、取っておくでしょう。

ほぼいつの時代だって若い人よりか年寄りが
可処分所得や貯蓄を沢山持っています。

いつかも書きましたが、少なくとも日本人は
貯蓄をします。
頑張って1年に100万円を貯めるとしましょうか。

22~32の間に1千万の貯蓄ができますね。
(実際は、よほどの余力ある若者でないと
そんなには貯まらない)

それが定年まで約40年あれば、4千万。
退職金その他もありで、若い人よりは持っているのは
当たり前です。

若い人の中には、恨めし気に「トシヨリばかりが
良い思いをしてる」と言います。
ばかやろ、ですね。

自分のことは自分でケアをするのが基本です。

トシヨリは頑張って貯めたのです。


ただ、いつまで自分が生きるかが分かりません。
どんな大病をするのかも。

とっておかないと不安、という人が多いでしょう。

で、金を持っているトシヨリが使いません。
個人消費は伸びないまま。

景気を良くするには、年寄りの不安をなくすこと
これしかありません。
若い人からは猛反発を受けそうですがねえ。