岩手中2自殺

2015-07-09 20:46:25 | 塾あれこれ
連日、大きく報じられています。
交換日記で担任に助けを求めたのに、シカトされ
ついに鉄道に飛び込んだ、あまりにも痛ましい事件。

詳細が不明なうちにわーわー騒ぐことになるかもしれませんが
酷すぎる話のようですね。


夕刻、テレ朝の報道番組で解説者というのか
コメンテーターか、讀賣新聞の記事を紹介し
まだ実態が明らかでない、と話していました。

訳が分からないことを言って煙にまくのがお好きな
方ですが、今回も妙なコメントでした。

讀賣新聞は少年の担任が、いじめ行為に対し何らかの
手をつくそうとしていた、というものです。

ならば、担任はいじめを認識していたということで
日記にとぼけたともとれることを書きつけたことの
責任は大きくなる筈です。

担任は、人間としてどのように思っているのか・・
人を殺すに等しいことだという認識があるのでしょうか。
結果として。

自殺の直前のコメント
あれを、気付かないふりをしての応援とでも言いたいなら
結果責任はどう取るのでしょう。


学校がいじめ事件に対して無能のまま、多くの生徒が
死んでしまっています。

圧倒的多数の学校は健全かもしれませんが、少なくとも
そういうことが起きたことはあります。

責任者はどうなっているんだろう、と思いますね。
明治なら、少なくとも官は辞しているでしょう。

どこが酒の店や!

2015-07-09 15:24:03 | 食べる
長かった独身時代にはお得意の分野でしたが、近年とんと
ご無沙汰の小料理屋っちゅーものに行きました。

映画が終わって夜9時前、あらかじめ調べておいた
映画館のすぐ近所の小料理屋さん『K』へ。

10人も入ればいっぱいの店に、先客は1グループ
かなり御機嫌。
中年(失礼)の女性2人と若い男1人
時代も変わったか、と思いました。


客あしらいにご主人、調理は奥さま?
もうトシなのか、調子が悪いのか調理は遠慮するという
感じですかね。
私よりは高齢に見受けます。

「まず、お飲み物は?」

カミサン「生ビール」私「日本酒、燗で」

すると、爺が
「夏じゃけえ、燗はやっとらん」

大衆酒場じゃあるまいし、日本酒が売リの店で
燗をしてないとは、驚きました。
(いまどき、そうらしいとは知っていますが)

夏でも燗だろ、そんなことも知らないでその年まで。。ハハ
それとも何かい、暑いのが嫌だって?


信用はしていないけれど、調べる時には一応覗く○ベログ
には、日本酒にこだわりがある、うんちくを傾けるご主人と
書いてありました。
(いつから「こだわる」が誉め言葉になっちゃったか)

この程度で、そうだとは。
情けないねえ、田舎だねえ。

(あとで気付きましたが、久保田とか超有名酒しか置いてない
 こと自体、酒をあまりご存じないということでしたね)


爺「ひやでよろしい?」
仕方ありませんね、OKしました。

出てきたのは案の定、冷蔵庫でっしっかり「冷やした酒」。

味を誤魔化すには冷やすのが一番。
となりにカミサンがいなけりゃ親爺に説教するところでした。
これはヒヤじゃないってね。

燗に対して(冷や)は「常温」を指します!!

冷たくしておくほうが美味いだろうって仰いますか?
もしそのように思われるとしても、温度がすぐ上がるのはどう?

ワインのように氷に浮かべねば「冷やし酒」は味が落ちます。
数分でガクっとぬるくなり、キレが薄まります。

日本酒はアテとのマリアージュが命です。
5分も持たないのでは料理に失礼。

なお、冷たさとは(味覚の条件)であって、決して
味そのものではありません。
冷たい水が美味しい道理。

酒を提供する側が冷たいものを用意するのは品質管理という
自分たちの都合をおしつけているものです。
常温だとすぐ劣化するからね。

正しくは、冷暗所で保存し(特に開栓後)、燗をして提供する事。

回転が悪い店で劣化した酒は潔く捨てなさい、っての。


マグロの刺身@1500-、烏賊バター焼、アジ南蛮漬け、など
料理はまずまずでしたが、○ベログが言うほどではありません。

では、ボリュームでも・・? いいえ、のぉ。

刺身としてマグロと烏賊、章魚くらいしかないのも淋しい。


せっかく映画館が改装され、近くに店があればいいな、と
思っていたのですが、残念。

キャッチコピーを思いつきました。

「せこい!広島」

きっと、イチゲンだからで、馴染には違うかもしれません。

「せこっ!広島」

たまたまの店が悪かったのではなく、一生懸命にやっておいで
のようでした。
どうも広島の居酒屋などのレベルが低すぎるので悪影響が・・

おやじ、プロとは言えない、ね。

『大丈夫であるように』

2015-07-09 11:39:24 | 映画
『大丈夫であるように』
是枝監督のドキュメンタリー、10年近く前の映画ですが
今でもタイムリーです。

映画館の心意気やよし。

沖縄のミュージシャンCoccoを撮ったものです。

コンサートツアーを追っかけた映画でもありますし
(久しぶりにコンサートにでかけた気分になりました)
もちろんコッコ自身を描くものでもあります。

表現者としての純粋な「揺れ」

一人の人間が生きるということ

社会と向き合う大変さと実行力

・・・などなど、流石、是枝監督。
チバリヨ、Cocco


人として繊細過ぎるゆえに、見ていてつらい部分も
あります。
それでも、それだからこそ、表現し続けること。

そういう一個の人間からみた沖縄の酷さが
じんわりと伝わる作品でもあります。


一週間だけの限定的な上映。

山頭火Ⅴ

2015-07-09 09:43:43 | 句など
山『たまさかに飲む酒の音さびしかり』
「たまさかに飲む酒の音」


山『けふのはじまりの汽笛長う鳴るかな』
「汽笛長く今日もはじまる」


山『雪ふる中をかへりきて妻へ手紙かく』
井 当人にとって大切な記憶とは思いますが


山『労れて戻る夜の角のポストよ』
「夜の角 ポスト 辿りて」