学校って。。。

岩手の中２いじめ自殺、少しずつ報道が流れてきます。

現段階では、学校への風当たりは私が思うほどではなく
保護者も「校長は謝ってくれたから・・」という
お話のようです。

もちろん、いじめた側が第一義的に悪い！当然です。

ただ、だから学校が責任を軽くできるのか、
はなはだ疑問に思います。

このケースはどうか、まだ分かりませんが
マスメディアの報道の中に疑問点があります。

○
本当はこの話題、触れたくないんだよね。

「塾がまた学校の悪口」と言われそうですから。

○
あるコメンテーター（新聞社らしい）は
「学校の先生も多忙すぎる」

もの事の順番を間違えてやしませんか？

人の命の方が軽いのですか？

多忙なら教え子が自殺を悩み助けを求めているのに
無視しちゃってよいのですか？
少なくとも、多忙を理由に罪一等減じられるわけ？

学校がそんな場とは思いませんでした。

○
また別のコメンテーターは
「担任から校長へ報告が上がっていなかったようで」

まるで校長をかばうがごとき口ぶりでした。

反対でしょう。
報告が上がらないような組織の長としての責任は重大です。

会社に譬えれば明白ですよね。

社長に報告がなかったからって、責任逃れはできません。
そんな組織にしていたこと自体が最大の責任です。

もともと都合の悪いことは下からは上がり難いものです。
しかしそれでは、組織が腐る。

社長が腐心するのはいかに正しい業務が行われるか
そしてそのチェックができているか。

○
上記のような基礎がまったく考えられていない学校って
どんな腐った組織であり、勤め人は怠慢であるか。

今まで、学校で多くのイジメがあり、多くの犠牲者が
出ています。

これだけ続いても変わろうともしない人間たちに
「教育」が出来るのでしょうか？

○
「公務員だから出来ないのですよ、そんなことも知らない？」と
言われそうです。

ならば学校って危険極まる場所になりますね。

人の命より大切な「規則・組織・・」

よくそんな職場に人として。

○
それにしても岩手の校長、何で顔を隠すのかなあ。

山頭火Ⅸ

山『また見ることもない山が遠ざかる』
井「遠ざかる山　これかぎり」
○
山『法衣こんなにやぶれて草の実』
井「法衣破れて草の実こんな」
○
山『ほろほろ酔うて木の葉ふる』
井　「酔うてほろほろ木の葉」
○
山『すべつてころんで山がひつそり』
井「滑る転んで山静か」

『天皇の料理番』了

ＴＢＳドラマ『天皇の料理番』が終わりました。
次週からないと思うと淋しいですね。

このところハマるドラマがなかったのですが
久しぶりに、じっと見る連ドラでした。

脚本も「大衆のツボ」を押さえた宜しいものでしたし
出演者が達者、気が入っていました。
（除、外国人）

佐藤クンはもちろんよろしいけれど何と言っても黒木さん。
あ、これは以前に書きましたか。

戦後しばらくの日本映画黄金時代に負けない力がある
女優さんです。

特に、前回、episode11では大泣きをさせれました。

この女優さん、これからもずっと見続けることにします。

○
連続ドラマの最終回はどうしても盛り下がります。
今回も、多少間延びしたようですね。

１シーン、１シーンが少しだけクドかった気がします。
あと５分でも短くしてくれれば大分ちがうのに。

○
昭和天皇のお言葉「それはよかった」

らしくて良いですね。
沁みます。

（社会的な責任論は少し別として）