はっきり見えると

2015-07-22 18:20:19 | 塾あれこれ
朝のラジオ、「夏休み子供電話相談」

ああ、もうまたこんな季節になったか、と
聞いていますと、とある子が「猫はなぜ夜見えるの?」

解説の方は、網膜の細胞の種類や数、光の反射組織を
分かり易く説明されながら
「ネコってヒトより、ぼんやり見えてる」

いやあ、勉強になりましたね。
なぜそれに気付かなかったんだろ。

飼い猫と外で出会って無視されることがあります。
空間的な要素を総合して人間を認識しているのですね。

今の飼い猫は外へ出しません。
よって、私も無視されることはない。

匂いや声や体つきなど総合して判断している筈ですね。

見知らぬ訪問者が来ても、一発で良い人かどうか判断を
しているようです。

ところが人間なら誤魔化せるかもしれない変装をしても
ネコには通じません。

人間なら誤魔化せるかもしれない眼鏡をかけても外しても
まったく同じ顔に見えているようです。

「ぼんやりみえている」からなんですね。

人間はクリアーに見ます。
そこで変化に弱い。

矢野兵頭の兵頭が眼鏡をとったらさっぱり分かりませんね。

私立探偵は眼鏡だけで人を騙せると言います。
ネコなら騙せません。


現代人は江戸時代人より「人をよく見る」でしょう。

衣装、化粧、立居ふるまい、収入、趣味、遊び具合・・

若い女性の結婚条件の細かい事。

でも「見えすぎ」かもしれませんよ。
ちょいと眼鏡を代えただけでコロリと騙されるかも。

山頭火⑱

2015-07-22 16:28:12 | 句など
山『濡れてすずしくはだしで歩く』
井 「濡れたまま裸足で歩くすずしさよ」

山『旅のかきおき書きかへておく』
井 句にすることかなあ

山『白波おしよせてくる虫の声』
井 「白波のよせくる浜辺虫の声」

山『明月の大綱をひつぱりあつてゐる』
井 「明月や大綱曳きの声遠し」

  定型が良いよね