手弁当の経済を、と昨日書きました。
○
料理ならば、一斉に大量に作ったほうが安く出来る、エコだ、
というご意見もあるでしょう。
また、買う方が数多くの品数やメニューも揃えられる、
家の調理はワンパタンで飽きる、と外食派は言われるでしょう。
何よりプロの仕事の方が上手に決まっています。
手弁当って超ビンボ臭くね?
○
手抜きをしたい若者の意見は以上くらいですかね。
確かに家で肉ジャガを一回分作るより、工場でドバっと
作る方がその部分だけでの単価は安くつくでしょう。
けれど、それを小さなパックに詰めかえ、販売店に搬送し
冷たく保存し続けて、家から車で買いに行き来する、
更に帰宅して過熱するかもしれません・・・
本当にエコで済むのでしょうかね。
○
高級料亭で沢山の品数が出て、中には「季節を感じさせる」
逸品があっても、本物だろうか、確認できません。
プロが騙しにかかるのなら素人は見破れませんから。
「季節の秋刀魚」が実は、塩秋刀魚かもしれません。
中国産の怪しげな原材料が一杯入っているかもしれないし
妙な化学薬品を使い放題かもしれません。
産地表示義務がないから「季節の味覚です」と
マツタケを出されても、アフリカ産かもしれないし
少なくとも私には国産かどうか分かるわけがない。
(北朝鮮の松茸で、どこが日本の風情じゃ。)
また、例えば「瀬戸内の穴子飯」ってホントに本当?
ずいぶんデカイ穴子ですねえ、
昔、朝鮮から大味な安もんが来てたけど・・
工場が瀬戸内沿岸にあるだけちゃう?
また、尾道でのことですが、
季節外れにでべら(名産品で土産などになります)を
売っているオバサン。
「瀬戸内でとれたもんでしゃー」
嘘つけであります。
こんな大きな出平鰈が季節外れに、瀬戸内だって?
干物とはいってもアブラが回り易い、鮮度命なのに。
○
ま、このように外食は中身が大変不安ですが、
家で調理するならばかなり安心できますね。
初心者は初めはレシピと首っ引きで時間もかかりますが
慣れれば応用も利きます。
コンビニのほうがよほどワンパタンですよね。
○
プロの方が美味しい。
これは仕方がありません。
けれども或る程度までは近づけるものです。
コツは鮮度。
それから調味料。
プロは経費を考えて余り高い醤油は使えません。(例えば)
銀座の超一流寿司店ならさすがに高い醤油を使います。
が、そうは云っても四合瓶で2000円はしないでしょう。
ならば家でも使えます。
外食を思えば安いものです。
良い(高い)調味料で料理の腕はアップしますよ。
ただし、砂糖や塩はそれほど高くなくてもよろしい。
味以外で付加価値がついている商品ですから。
出汁も良い素材でひいておきたいものです。
高級感、間違いありません。
(冷蔵庫で水出汁をとればじつに簡単です)
○
私も十年前はオソマツ極まるウデでした。
家庭料理も頑張れば一定の水準には上がります。
・・・手弁当でも好さそうでしょ?
また、自分でも作ると、味覚が磨かれます。
セコいプロがいたらそれくらいは分かるようになりますね。
出汁が弱い、とか、漬物が手抜き、砂糖で誤魔化してる、などなど。
○
私はDIYが苦手ですが今後少しはやるべきでしょう。
こうやって「自前」を増やします。
国家の水ぶくれ経済はしぼみますが、浪費の経済は
止めるべきなのですから、縮小しても良いのです。
ヨーロッパはある程度進んでいますね。
確かに、経済が大きい方が、投資もしやすいし
競争に勝ちやすいとは思います。
今まで日本はそれでやってきました。
サステイナブルであるべき地球経済においては
アメリカ式の浪費経済は時代遅れになってきます。
今の日本はいずれ本当の競争に負けてしまいますね。
目先の儲けに捉われてはドツボにはまります。
○
倫理的に云うだけではありません。
技術を高め、資源小国が生き残るための戦略です。
そのためには国民も「節電、省エネ、手弁当」から。
○
料理ならば、一斉に大量に作ったほうが安く出来る、エコだ、
というご意見もあるでしょう。
また、買う方が数多くの品数やメニューも揃えられる、
家の調理はワンパタンで飽きる、と外食派は言われるでしょう。
何よりプロの仕事の方が上手に決まっています。
手弁当って超ビンボ臭くね?
○
手抜きをしたい若者の意見は以上くらいですかね。
確かに家で肉ジャガを一回分作るより、工場でドバっと
作る方がその部分だけでの単価は安くつくでしょう。
けれど、それを小さなパックに詰めかえ、販売店に搬送し
冷たく保存し続けて、家から車で買いに行き来する、
更に帰宅して過熱するかもしれません・・・
本当にエコで済むのでしょうかね。
○
高級料亭で沢山の品数が出て、中には「季節を感じさせる」
逸品があっても、本物だろうか、確認できません。
プロが騙しにかかるのなら素人は見破れませんから。
「季節の秋刀魚」が実は、塩秋刀魚かもしれません。
中国産の怪しげな原材料が一杯入っているかもしれないし
妙な化学薬品を使い放題かもしれません。
産地表示義務がないから「季節の味覚です」と
マツタケを出されても、アフリカ産かもしれないし
少なくとも私には国産かどうか分かるわけがない。
(北朝鮮の松茸で、どこが日本の風情じゃ。)
また、例えば「瀬戸内の穴子飯」ってホントに本当?
ずいぶんデカイ穴子ですねえ、
昔、朝鮮から大味な安もんが来てたけど・・
工場が瀬戸内沿岸にあるだけちゃう?
また、尾道でのことですが、
季節外れにでべら(名産品で土産などになります)を
売っているオバサン。
「瀬戸内でとれたもんでしゃー」
嘘つけであります。
こんな大きな出平鰈が季節外れに、瀬戸内だって?
干物とはいってもアブラが回り易い、鮮度命なのに。
○
ま、このように外食は中身が大変不安ですが、
家で調理するならばかなり安心できますね。
初心者は初めはレシピと首っ引きで時間もかかりますが
慣れれば応用も利きます。
コンビニのほうがよほどワンパタンですよね。
○
プロの方が美味しい。
これは仕方がありません。
けれども或る程度までは近づけるものです。
コツは鮮度。
それから調味料。
プロは経費を考えて余り高い醤油は使えません。(例えば)
銀座の超一流寿司店ならさすがに高い醤油を使います。
が、そうは云っても四合瓶で2000円はしないでしょう。
ならば家でも使えます。
外食を思えば安いものです。
良い(高い)調味料で料理の腕はアップしますよ。
ただし、砂糖や塩はそれほど高くなくてもよろしい。
味以外で付加価値がついている商品ですから。
出汁も良い素材でひいておきたいものです。
高級感、間違いありません。
(冷蔵庫で水出汁をとればじつに簡単です)
○
私も十年前はオソマツ極まるウデでした。
家庭料理も頑張れば一定の水準には上がります。
・・・手弁当でも好さそうでしょ?
また、自分でも作ると、味覚が磨かれます。
セコいプロがいたらそれくらいは分かるようになりますね。
出汁が弱い、とか、漬物が手抜き、砂糖で誤魔化してる、などなど。
○
私はDIYが苦手ですが今後少しはやるべきでしょう。
こうやって「自前」を増やします。
国家の水ぶくれ経済はしぼみますが、浪費の経済は
止めるべきなのですから、縮小しても良いのです。
ヨーロッパはある程度進んでいますね。
確かに、経済が大きい方が、投資もしやすいし
競争に勝ちやすいとは思います。
今まで日本はそれでやってきました。
サステイナブルであるべき地球経済においては
アメリカ式の浪費経済は時代遅れになってきます。
今の日本はいずれ本当の競争に負けてしまいますね。
目先の儲けに捉われてはドツボにはまります。
○
倫理的に云うだけではありません。
技術を高め、資源小国が生き残るための戦略です。
そのためには国民も「節電、省エネ、手弁当」から。