ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

美郷と『第2回 西の正倉院 みさと文学賞作品集』

2020-05-10 23:13:52 | 百済王伝説
連日「枝下用水日記」のBlogを更新していて、こちらのブログは久しぶりです。帰ってきました−。

今日は嬉しい電話がありました。宮崎県美郷町のNさん。師走祭りのまかないで、ずっとお世話になってきた方です。師走祭りの直会は社務所にいっぱいの人が並びます。ビールや焼酎、あたたかいお汁、お刺身と人の間をぬって並べ、おかわりを用意するとき、私も腕まくりして手伝います。「つじちゃん、持ってって−」とNさんが声をかけてくださるおかげで、よそ者の私はすっかりこの祭りで自分の居場所をもてています。そういえば初めて私を見る方が、「どこぞの嫁?」と勘違いしたこともありました。

そのNさんが「つじちゃん、見たよ−」と電話をくださいました。どうやら第2回 西の正倉院 みさと文学賞表彰式の番組が地元のケーブルテレビでやっていたそうです。Nさんの話では、おつれあいが先に番組に出ている私をみつけたとのこと、その時は見れなかったので、次にやっていたときに見たということでした(何回かやっているのかな?)。師走祭りも会えなかったし、表彰式でも会えなかったしね、元気な様子がわかってよかったわといってもらえました。
昨日、ちょうど『第2回 西の正倉院 みさと文学賞作品集』が届いたところでした。やはり1冊にまとまるといいですね。本の最後に、第3回の文学賞の開催も決まったと書いてありました。この企業のふるさと納税による文学賞の試み、好評のようです。この町にちなんだ新商品も開発されたようで、早く手にしてみたいとおもっています。



それにしても、こんなふうに声をかけてくれる人があること、なんだかふんわりと自分が包まれているような嬉しさがあります。ああそういえばNさんの地区の女性有志が、同地区の大人分のマスクをつくってプレゼントしたというのをFacebookで見ましたよ(下の写真)といいました。



これは少し前の記事だったんですが、お隣さんにというのもなかなかないだろういま、地区の各家庭に大人分が配られる、すごいなあと思いました。そしたらNさんが「今度は師走の会の人たちが、子どもたちの分をつくってくれてるみたいよ」と教えてくれました。嬉しいが次にバトンタッチして、次の嬉しいを生んでいく。これは私が師走祭りに帰ったときに、「つじちゃん、おなかすいてない?」「つじちゃん、帰りは誰か乗せていく人決まった?」と気にかけてくれるのに似ています。そうだろうなあ、マスクがみんなのところにいきわたらないとなあっておもうんだろうなあ。
こんな山奥でも新型コロナの影響で、老人施設の面会が難しかったりと大変とのこと。
来年の師走祭りに変わらず元気に会えること、いまはそれを願っています。

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3月28日「西の正倉院みさと文学賞」オンライン贈賞式がおこなわれました

2020-04-11 20:42:59 | 百済王伝説
今年は仕事の都合で行けなかった宮崎県美郷町の「師走祭り」。
やっぱり旧暦師走に神門に行かないと、なんだか気持ちが落ち着きません。
だから3月の「西の正倉院 みさと文学賞」贈賞式はとても楽しみにしていました。

でも新型コロナの影響で、贈賞式は中止になってしまいました。
そのころとても慌ただしく過ごしていたので、ふと空いた予定に、
その日は介護疲れの母を連れて、奈良に出かけることにしました。

それでも美郷町は、このなんでもかんでも中止のいま、
なんとかできないかと考えて、オンラインで贈賞式やりましょうって声がかかりました。
私、奈良なんですと答えたら、じゃあ奈良から参加してくださいということになりました。

奈良、
そう、奈良には正倉院がある。
「西の正倉院」はこの奈良の正倉院の設計図を使って建てられた、同寸の「正倉院」です。

私はみなさんを驚かそうと思って、正倉院まで行ってバックに正倉院を入れて撮ろうとしました。
ですが、正倉院は平日のみ。高い塀に囲まれて見ることもできません。
仕方なく、宿泊先の奈良ホテルをバックに、ホテルの方がサクラが映るところを教えてくださって、
そこから参加しました。

手持ちの携帯からの送信でしたのでブレブレですが、
こんな経験は二度とないと思うと、楽しい経験でした。
Youtubeで公開中。ご笑覧ください。番組からプレゼントもありますよ。

西の正倉院 みさと文学賞 
https://www.youtube.com/watch?v=0KhTRfq38rk&t=748s


3月28日に開催した「西の正倉院みさと文学賞」オンライン贈賞式の模様です。
■主催:宮崎県美郷町 西の正倉院みさと文学賞実行委員会
■会場:美郷町役場および各会場
■司会:清水玲(MRT宮崎放送アナウンサー)
■参加者:
中村 航  審査員長 (作家)
さらだ たまこ 審査員 (日本放送作家協会 理事長)
高野 誠鮮 特別審査員  
逵 志保  特別審査員 
大賞「六花の絆」牧野 恒紀
MRT宮崎放送賞 「百済の料理人」 みよし 麻
日本放送作家協会賞 「唄をうたひて」 悠井 すみれ
田中 秀俊 (宮崎県美郷町長)
藤本 茂 (宮崎県美郷町副町長)
田常浩二(美郷町企画情報課長)
岡元 大輔 (MRT宮崎放送 ラジオ部長)
小倉 哲 (MRT宮崎放送 プロデューサー)

それでもやっぱりみんなで温泉入って、すっぴんになって、
おめでとう!って乾杯したかったですね。
こんな文学賞、ほかにあるのかな?
素敵な作品を生んでくださったみなさんといつか会える日を楽しみにしています。

あー、美郷町いきたーい!
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「師走祭り」来年の日程変更のおしらせ→2021年1月22日〜24日

2020-02-06 18:21:17 | 百済王伝説
2019年から「師走祭り」(宮崎県美郷町)は1月第3金〜日曜日に確定したのですが、
いま神門神社宮司よりお電話があり、
来年2021年の師走祭りの予定だった第3日曜日に、比木神社が六社連合のお祭りをするため、
1週ずれて、2021年1月22日(金)〜24日(日)におこなうという連絡をいただきました。

「いまから来年のことで笑うじゃろと思ったけど、困るだろうから」
そう、私は師走祭りの日程にはなにも仕事をいれないように、この日程を死守するのです。

実は今日、もうその日程のことでひとつ調整を済ませていました。
15日を22日に変えてもらったばかりでしたが、こはれもう仕方がない。もう一度15日に戻してもらいましょう。


昨日は愛知韓国人会館で第55回韓日歴史・文化フォーラムに招いていただき、
百済王伝説と師走祭りの講演をしてきました。
韓国らしい素敵な天井と設備の整った会場(まだ1年も経っていないとのこと)で、
熱心な韓国・日本の歴史ファンのみなさん(100名ほどでしょうか)にお話することができ、
とても印象に残りました。

終わったあとに、「来年は師走祭りに行きます」と声をかけてくださった方がありました。
そういう方たちにもお知らせしなきゃ!
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明日2月5日、「いまに生きる百済王伝説-宮崎県美郷町の師走祭りを手掛かりに-」講演です

2020-02-04 15:22:12 | 百済王伝説
このところ講演が続いていますが、そのどれもテーマが違う、
そしていま『枝下用水史』続編の執筆の追い込み、
もう10キロくらい痩せても良さそうな気がしますが、
昨日の晩は歳の数だけ餃子がプレゼントされるという不思議なお店に行ってきました。
ものすごい量です。
力いっぱいです。

明日の講演の告知記事が出ました。写真がついているのは記者さんが師走祭りに行っているから。
師走祭りのパンフレットを使おうかしらとおもって美郷町に電話をしたら、
「さきほど150部ほどほしいって方から連絡あって送ってしまった、もうないわー」と言われました。
150?そう、この講演の主催者からの連絡だったのでした
なんと熱意のある主催のみなさん、
これはもう百済王伝説、師走祭りファン対決になるのかもしれません。



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「西の正倉院みさと文学賞」受賞作品がラジオドラマに

2020-01-21 20:57:22 | 百済王伝説
昨年度の「西の正倉院みさと文学賞」受賞作品がラジオドラマになったそうです。
みなさんぜひ聞いてください。
http://mrt.jp/radio/special/shiwasu/

みさと文学賞、やっぱり面白い。
2月5日の百済王伝説の講演会では、この文学賞の試みについても触れたいと思っています。





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