新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

あやかりたい

2019年07月24日 19時33分51秒 | 写真と俳句

   涼しさや栗鼠の装ふ縞模様   ひよどり 一平

 (すずしさやりすのよそおうしまもよう)

  ・・・・・・・・・

 各県では、「夏の甲子園野球大会」の真っ盛りだ。

 当県でも新聞で8チームが残っていたので、「よーし、今日は準々決勝だぞ」と思い、勇んで球場へ出かけた。しかし、球場は閉鎖。今日一日を休養日としたのだそうだ。そう言えば、甲子園もそのようなシステムになっていたっけ。

 従って今日の「写真と俳句」は、過日撮影の栗鼠を登場させた。

 この栗鼠は、毛皮を着ていながら、真夏でも大元気。あやかりたいと思う。

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滝の前

2019年07月24日 08時06分24秒 | 写真と俳句

            写真は日光・龍頭の滝 2017年7月26日撮影)

  小学校時代(当時は国民学校)からの幼友達は四人だった。私たちは太平洋戦争が始まった年に小学校に入学した。

 戦時中であり、何もかもが乏しい時代だった。

 五年生の夏、艦砲射撃に遭遇したり焼夷弾空襲で焼け出されたり、散々な目に遭った挙句、8月15日に終戦となった。

 その頃からの仲良し4人組だったが、私を置いてみんな死んでしまった。

 結構堪えた。その上気落ちすることが重なった。自業自得だった。

 昨夜はアタマが破裂しそうだった。でも、もう大丈夫だ。

 所詮は誰も彼も独りなのだ。

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死亡適齢期

2019年07月23日 15時32分28秒 | 写真と俳句

    死ぬまでの目途などあらず遠花火   ひよどり 一平

  (しぬまでのめどなどあらずとおはなび)

  ・・・・・・・・・

 小学校以来の悪童仲間が、昨日死んだ。四人組だったから、残りは私一人。今の私は「死亡適齢期」の真っただ中らしい。

 今のところ、私に「死ぬ」予定はない。カミサマかホトケサマには私を連れて行く予定があるかもしれないが、今の私はそれに従うつもりはないのだ。

 「しからば予定は?」と聞かれても答えようがない。まだ死にたくないだけのこと。まだ暫くは見続けていたいことがある。

 それに、カラオケも上達したいし・・・・。

 もちろん、私の「死」は私の気分では決められない。何処かの誰かの思し召しによって決まるらしい。

 その時が間もなくやってくることは、私も十分に承知の上のこと。

 

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名刺交換

2019年07月22日 20時16分29秒 | 写真と俳句

 

   日の盛り名刺を交はし別れたり   ひよどり 一平

  (ひのさかりめいしをかわしわかれたり)

   ・・・・・・・・

 炎昼にわざわざ出掛けて行って、名刺交換だけで別れてきた。

 うーん、そんなこともあったなあ。

 

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ひたすらアメンボ

2019年07月21日 19時00分59秒 | 写真と俳句

  息止めろレンズの先にあめんぼう  ひよどり 一平

 (いきとめろれんずのさきにあめんぼう)

  ・・・・・・

 ゆっくりと流れている小川。

 アメンボがいた。

 シャカシャカ泳いでは動きを止めて静かに流れ、まあたシャカシャカ。

 レンズはひたすらアメンボへ。

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