金縷梅を眺め眇めつ纏まらず ひよどり 一平
(まんさくをながめすがめつまとまらず)
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金縷梅(まんさく)はなんとも気になる花。
撮影するとなると、気分が集中しない。なんというか、「このように撮りたい!」という気分になれないのだ。
どうしたものかなあ~。
金縷梅を眺め眇めつ纏まらず ひよどり 一平
(まんさくをながめすがめつまとまらず)
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金縷梅(まんさく)はなんとも気になる花。
撮影するとなると、気分が集中しない。なんというか、「このように撮りたい!」という気分になれないのだ。
どうしたものかなあ~。
枝影のふわり地を這ふ春はじめ ひよどり 一平
(えだかげのふわりちをはうはるはじめ)
一ヶ月ほど前、この桜の木を撮った。裸木の影が、寒々と地表に横たわっていた。
その時は「寒いなぁ~」と思いながら、冬の一景として撮ったのだ。
二、三日前、同じところで、この写真を撮った。
まだ花芽が固くて小さい裸の枝が、寒い頃と同じように、地表に影を落としていた。
地熱が枝の影を温めているような感じがした。
粗忽者の私は、そこに早春の温もりを感じたのだった。
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これから間もなく、日本時間午前八時ごろ、惑星探査機「はやぶさ2号」が小惑星「リュウグウ」着地する。
着地後は機体底部にある物質採取装置を数秒間設置させ、地表に弾丸を発射。舞い上がった砂を装置に取り込んだ後、上昇すのだとか。
なんともワクワクする話。
いぬふぐり淋しいときは空の色 ひよどり 一平
(いぬふぐりさびしいときはそらのいろ)
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今朝、日差しはあるが、風が強い。外出の気分が弱まった。風が大嫌いなのだ。
写真は昨日撮影のオオイヌノフグリ。小さな花弁がそれぞれ空の色。
被写体が地面なので、撮影には腰を屈めることになる。三脚を使用することにしたが、腰には大いに堪えた。
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トランプ大統領はホワイトハウスの記者会見で、「最終的には北朝鮮の非核化を目指すが、北が核実験を行わない限り、急がない」と述べたとのこと。トランプ大統領の方針が、大いに後退したように見える。どうなのだろうか。
韓国の文大統領が北寄りの印象なだけに、今後が心配。
如月の鴉は腹の底見せず ひよどり 一平
(きさらぎのからすははらのそこみせず)
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昨年の今頃、この辺りを歩いた。
昨年は2羽の鴉と遭遇し、ギャーギャーと啼かれた。追い立てようととしたらしい。
今年は一瞥されただけで、腹の底は見せなかった。
鴉の廻りをウロウロしているのだから、やはり、私はひとりぼっちらしい。
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