新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

枝の影

2019年02月22日 07時47分59秒 | 写真と俳句

  枝影のふわり地を這ふ春はじめ  ひよどり 一平

  (えだかげのふわりちをはうはるはじめ)

 一ヶ月ほど前、この桜の木を撮った。裸木の影が、寒々と地表に横たわっていた。

 その時は「寒いなぁ~」と思いながら、冬の一景として撮ったのだ。

 二、三日前、同じところで、この写真を撮った。

 まだ花芽が固くて小さい裸の枝が、寒い頃と同じように、地表に影を落としていた。

 地熱が枝の影を温めているような感じがした。

 粗忽者の私は、そこに早春の温もりを感じたのだった。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 これから間もなく、日本時間午前八時ごろ、惑星探査機「はやぶさ2号」が小惑星「リュウグウ」着地する。

 着地後は機体底部にある物質採取装置を数秒間設置させ、地表に弾丸を発射。舞い上がった砂を装置に取り込んだ後、上昇すのだとか。

 なんともワクワクする話。

コメント (2)
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