新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
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今さらどうにもならぬ

2019年12月06日 21時33分45秒 | 写真と俳句

    わが顔は猫に好かれず漱石忌   ひよどり 一平

   (わがかおはねこにすかれずそうせきき)

    ・・・・・・・

 12月は夏目漱石の忌日。大正5年12月9日に亡くなった。49歳。

 明治38年(1905年)1月に発表した「吾輩は猫である」で、一躍文名があがった。

 「吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生まれたのかとんと見当ががつかぬ。」

 このような歯切れのよい書き出しの小説だった。

    ・・・・・・・

 ところで、私は猫に好かれない。こちらが好いていないことが、猫に伝わっているのだろうか。孫が手を差し出せば寄ってくる猫も、私のほうには近づいて来ない。猫には私の猫嫌いが分かるのだろうか。

 実は人間の赤ちゃんにも同じことが言える。私が愛嬌を振りまいても、赤ん坊は私に笑顔を見せてくれない。

 一緒にいる他の人がちょいと顔を見ようものなら、身を乗り出すようにして愛嬌を見せる。

 私には何かが欠けているのかも知れない。

 今さらどうにもならないことだ。

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2 コメント

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Unknown (太郎ママ)
2019-12-07 09:21:57
「わが顔は猫に好かれず漱石忌」

近年は猫ブームですよね。
子供の頃は猫派でしたが、
この頃はさっぱり遊べないです。
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太郎ママさんへ (ひよどり)
2019-12-07 10:38:13
子猫は可愛いと思います。
しかし、大人の猫は苦手です。
なんか胡散臭い感じがするのです。
きっと私もそのように思われているのでしょうね。
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