菅総理のの選挙演説が、時折、微妙にぶれている。
支持率の下落傾向や、党内の異見に気配りをしているせいだろうか。
たとえば消費税。「自民党提案の10パーセントを参考として……」と言っている。
民主党は与党なのだ。自分から提案し、世の中の評価を受ける立場ではないか。
他党の数値を「参考にして……」では、余りにも無責任。政府・与党の見解はないのだろうか。これではまるで、はじめから逃げ腰だ。
消費税の低所得者への全額還付ににも言及し始めた。
還付対象の低所得者の範囲について、演説場所で異なる数値を口にしている。200百万円から400万円の間でブレている。しっかりと論議していない証拠だ。
年金問題も、同じような言い方。
年金制度の一元化を述べてはいるが、「野党も一緒に議論しましょうよ」と、呼びかけている。
国会で与野党が議論するのは当たり前。言うまでもないことだ。
「一元化の方向で議論しましょうや」では、政党の政策ではない。
「○▲のような形で一元化をしたい」と、政府・与党の立場を明らかにすべきだ。いきなり、「話し合いをしましょう」では、政策はないに等しい。
選挙の争点が、「話し合いをしましょう派」と、「断固反対派」の対立みたいになっている。
まるで逃げ腰であり、ズルサが丸見え。
菅さん、あなたは民主党代表であり、総理なのですよ。
民主党内では、小沢派と非小沢派の食い違いが、出始めているとか。
「しばらくは静かにして下さい」と言われた小沢氏だったが、静かどころか、多くの秘書軍団をフル回転させて、小沢選対を全国的に動かしているらしい。
9月は代表の改選だ。
日本の政治は、ますます流動化しそうな気配だ。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
ご覧いただけると嬉しいです。
→ こちら
とにかく、候補者の言い分や党の言い分を吟味したいと思っています。
ワールドカップ、日本勢はよく戦いましたねぇ。
これでサッカー人口は増えるでしょうね。
我が家の孫二人も夢中です。
従って政治は新聞とネット情報だけです。
侍たちは、個人技でプレーをしなかったから、私の胸に響きました。
「一人はみんなのために!」
負けても気分がよかったのは、そのせいかもしれません。
政治はまだまだ流動的なのでしょうか。
同じような気分ですが、あの男から目をそらしてはいけないですよ。
演説の場所で言葉が変わるのは、鳩山譲りですが、逃げるところが違いますね。
お手並み拝見といきたいところですが、選挙結果が待たれます。国民はどんな選択をするのでしょう。
このまま引き下がるはずもない小沢さんの動静が不気味ですね。何を画策しているのでしょう。どうもあの人物は好きになれません。後ろ暗いような気がして・・・
しかし、参議院選挙に際し国民受けのする項目を掲げたいのですが前鳩山政権は予算の裏づけが無く、殆んどの政策はまともに実行できなかった事実があります。菅総理はこの事を承知していますから、その轍を踏まないよう腐心しているのではないでしょうか?。
さらに党内は小沢天皇に対する気遣いの他、過去の各政党の寄集め議員に加えて、国民新党、社民党のような左右両派政党と連立を組むなどした無理があり、筋のとおった政策主張は出来ないと思います。日本の政治の混乱は更に続くのではないでしょうか。
選挙に向かって、骨になる方針も見えません。
週末に、駅前で大挙して演説合戦があります。
聞いて得ることがあれば、と願っています。
急速に馬脚を表している感じになってきましたね。
喋れば喋るほど、問題が拡散しはじめました。
我々が主役です。
騙されずに選びましょう!
菅さん、あれほど無鉄砲だとは知りませんでした。
速射銃のように、次々と鉄砲玉を撃ち出していますが、仲間内から非難の声が出ています。
消費税を言い始めたところ、評判がよくなくなったので、収入によって還付を考えるとのこと。
具体的にどのような作業になるのか、分かっているのでしょうか。
このまま話をさせていると、とんでもない方向に行きそうで、党内でも異論が出始めました。
今度の選挙で政権は移らないでしょうが、主導権がどのような形になるか、それがミモノですね。
無責任なようですが、いまさらどうにもなりません。
一票だけは、しっかり行使するつもりです。