選挙戦の真っ最中。
しかし、その割りには、熱気がいま一つ。私だけの問題ではなく、巷全般の空気が希薄なようだ。
野党が「年金、年金!」と連呼しても、もともと争点にはしにくいテーマだ。制度の問題というより、社保庁のズッコケ体質が問題だったのだ。一部には「自爆テロ」説すら囁かれている。
いずれにしても、緊急対策は打ち始めた。「時間は少しかかるかもしれないが、取りはぐれはないようだ」、という安心感が湧き始めた。従って、いっときの喧噪は静まりかけている。
「政治とカネ」については、与野党双方の問題だ。選挙民はみんな知っている。争点にはならない。
そのような国民の冷めた意識が我が国の大問題なのだが、いまさらどうしようもない。与党に投票しようが野党にしようが、「政治とカネ」が綺麗になるとは思えない。日本の宿痾だナ。
つまり、今度の参院選には争点がないのだ。7月29日の天気や風向きで変わる。
だから小沢一郎は、二大政党制とか政権交代可能な政治とか言っている。今度の参院選で、自民党と公明党をやっつけないと、もう私は知りませんよ、と脅し半分。そんなことを参院選で言ってみても、きっと選挙民は動かない。
その結果として、その日の風にもよるが、五分五分の勝負ってとこかナ。
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