昭和２０年（１９４５年）８月１４日、昭和天皇が、「ポツダム宣言」の受諾を、連合国に通告した。
また、次の８月１５日に、天皇陛下の玉音放送によって、ポツダム宣言の受諾を国民に布告した。この日をもって、日本は全面降伏をし、すべての戦争行為を中止した。
降伏文書に調印した日は９月２日。国によっては、９月２日を先勝記念日としている。
旧ソ連との「北方領土問題」は、そのあたりの微妙さから発生している。
もともと日本とソ連は、１９４１年に「日ソ中立条約」を締結し、友好国のはずだった。
ところがソ連は、廣島と長崎に原爆が投下された後の８月９日、条約を無視して対日参戦をしてきた。
千島列島への攻撃は８月１８日。その後、どんどん南進し、９月１日から９月５日にかけて、国後、色丹、歯舞などの北方４島を占領した。
「北方領土問題」の起源だ。
今も、この問題は宙に浮いたままだ。
そんな折、ロシアは、対日戦勝記念日を、９月２日として制定するよう、下院での法案が可決したらしい。
彼らに「北方領土問題」を解決するつもりはない。
国内政治がゴタゴタとしている日本を尻目に、周辺国は既成事実を積み上げて行くのだろう。
安全保障と言えば、すぐに「沖縄にばかり負担をかけていいのか」と、声高な叫び声。しからばどうすべきかという論は尻つぼみだ。
韓国、中国、ロシアとは、領土問題を抱えている。
北朝鮮との間では、いまだに拉致問題が未解決のままなのだ。
経済大国でもなくなってしまった。
争点が曖昧な参院選挙が、とても虚しく思えてならない。
所詮、国家とか政治とは、この程度のものなのだろうか。
憲法すら改正できない日本。水溶性の国と言いたくなるではないか。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
ご覧いただけると嬉しいです。
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北方領土問題はここからでしたか？
知らないままの人間がいるということが
情けない日本を作っているのでしょうか？
無気力です
残留孤児の日本語教室に長年関わってきましたが、
この人たちの筆舌に尽くしがたい苦労も露の参戦なかりせばと言っていました。
領土問題などロシアの強かさに太刀打ちできるでしょうか。
１１日の選挙に向けて賑やかですが・・今の政治家はお互いの揚げ足取りばかり、まるで井戸端会議のおばさん並み・・です、国会へ入ろうとする人間は、揚げ足取り・・ではなく、この日本という国を、どのような方向へ持って行くのか？ 対外に対してどのような姿勢で、ひよどりさんが書かれた問題についてはどのように進めて行くのか？ を論じなくてはいけないはず・・口うるさいお姑のように、短い足の引っ張り合い・・・政治家の資質も落ちたものです。
政治家は自分の身しか考えられない小さな頭脳しか持っていない。
そのような中で選挙で選べと・・・・・
ですが、投票には行くつもりです。
１０年後とか５０年後の日本、このままの姿でいられるか、やはり心配ですねえ。
国民をどちらへ向けるか、政治の役割は大きいと思います。
当時のソ連にとって、日ソの条約に魅力はなかったのは当然だと思います。
冷厳な国際感覚を持ち得なかった日本政府の計算違いで、多くの国民が悲惨を経験しました。
今、どのようなスタンスで進むべきか、しっかりとした舵取りを願いたいものです。
日本人には歴史認識をしっかり持つべきだと思います。
自虐的にのみ自国を見ている人が多く、「悪かったのは日本」と思い込んでいるように思います。
悪かった面もあったのでしょうが、やむをえなかった点もあったはずです。
リードしてくれない政治家のテイタラクが大問題なのでしょう。
明日の選挙、誰にいれるか？
棄権したい気分ですが、権利は行使し、義務は履行すべきです。
悩んでしまいます。