今日から8月です。
8月には忘れ難い日が重なっています。
広島と長崎に原爆が投下された日。8月6日と8月9日。
敗戦日は8月15日です。
あの年から70年が経ったのですね。道理で私は間もなく81歳です。
中国や韓国では、「戦勝」や「独立」の記念行事があることでしょう。
我が国では哀悼の誠を捧げる一ヶ月となります。
「首相談話」が注目されるのだそうですね。
特に中国、韓国では、「反省だけではダメ。謝罪の言葉を入れろ」と言っているようです。
村山総理は「痛切な反省の意を表明し、心からのお詫びの言葉を表明する」という談話を発表しました。
小泉首相は「侵略についての反省」はしていたが、謝罪の言葉はなかったのではなかったでしょうか。
箸の上げ下ろしから言葉の端々についてまで、イチイチ注文を付ける両国の姿勢には、正直のところウンザリ。
ウンザリというより、「まことに失礼!」と、怒りすら覚えます。
国内の批判勢力からも同様な注文が付いている様子。
安陪総理は、「未来志向」の談話にするとか言って、「謝罪」を入れるとも入れないとも明言していません。
中国や韓国にしてみれば、国内対策として「謝罪」の言葉がほしいのでしょう。なんともミミッチイことだ。
韓国のナントカ大統領は、「怨みは千年忘れない」と言っていたのですから、謝罪の言葉は求めるのでしょうね。
ともかくも、8月は重い月。
戦火に果てた人々に思いを馳せ、心から追悼の誠を捧げたい。
八月や消えし機影はまぼろしか ひよどり
写真は平成16年8月3日4時55分、裏磐梯秋元湖で撮影。
また一つ私も年をとります。
謝罪の言葉どういう言葉をほしいのかなって
謝ることで本当の真摯に言っているのか口先だけかわからないと思うけど。
なにしろ、「お詫び」という文言が入っていればいいのですから………。
国内対策なのでしょうね。
八月はお盆の月です。
戦争を始めたのは誰?
責めても責められても戦争は殺し合いです。
同種が殺しあうなんて、最低なことですよね。
戦争を始めるからには理由があったのでしょうが、迷惑したのは、巻き込まれた民衆です。
どう決着をつけるか。
最高指導者の心にかかっているのです。
未来志向へというなら、シッカリとした決着のつけ方をして欲しいものです。
決して、日本の覇権主義のみが大戦を引き起こしたのだとは思っておりません。
日本人の資質、指導者の資質が大きく関わったことはあったのでしょう。
「反省と謝罪」を明言してもかまわないと思います。
しかし、
「憲法9条があったから日本は戦争をしないで済ますことができた。
ノーベル平和賞に推薦したい!」
私はそのような非現実主義的な「九条主義者」には組みすることはできません。
従って、『安保法制は戦争法案」というレッテルを貼り、文言無用の闘争にも組みすることはしません。
真っ向から四つに組んで、真摯な論議をしてほしいと心から願っています。
衆院委員会採決の日、プラカードを掲げた野党の姿勢こそ、「審議妨害」。の何者でもなかったと腹を立てております。