新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

生き甲斐と悲哀の美学

2018年01月25日 00時21分59秒 | 写真と俳句

 「お若いですねェ~」 と、それなりに高齢な男性に声を掛けると、時には、

 「いやーそんなでもありませんが、まだ現役なんですよ」 と、返ってくることがある。

 男性にとって、現役であるかないかは、大きなチェックポイントだ。

 小室哲哉の引退会見における「男性としての………」というクダリも、かなり重要。

 男性はあらゆる面で、いつまでも兵士でいたい。

 そこに生き甲斐や悲哀の源泉があるのだ。

 いやいや決して哀れんで頂かなくて結構。悲哀もまた男の美学だ。

  現役といふ名の兵士浮寝鳥   ひよどり 一平

  (げんえきというなのへいしうきねどり)

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4 コメント

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Unknown (太郎ママ)
2018-01-25 06:58:28
「現役といふ名の兵士浮寝鳥」

兵士も老いれば自然と後輩にその仕事を振り分けますね。
我が家の老兵士も、最後のお務めだとばかりに、
週3日のアルバイトに勤しんでいます。
毎日休日では、・・・・・想像するだけでもイヤみたいです。
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Unknown (たんと)
2018-01-25 17:38:18
「悲哀もまた男の美学」。
現役を卒業したものでなければ味わえない特権を持っているのも
更なる「男の美学」でもありましょう♪
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太郎ママさんへ (ひよどり)
2018-01-25 23:02:22
もはや私は、「毎日が「日曜日」は気になりません。
しかしどうしたことか、結構忙しくしていて、週休二日はとれません。
つまり、日は送りよう。
「休みだ、休みだ」と言って緊張を解くのは問題のようです。
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たんとさんへ (ひよどり)
2018-01-25 23:07:02
「現役を卒業したものの特権」をどのように活用するか。
ものはやりよう。
誇り高い生き方にもなるし、誇りの「ほ」の字もない生き方になるか。
あくまでも本人次第ということでしょうね。
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