「お若いですねェ~」 と、それなりに高齢な男性に声を掛けると、時には、
「いやーそんなでもありませんが、まだ現役なんですよ」 と、返ってくることがある。
男性にとって、現役であるかないかは、大きなチェックポイントだ。
小室哲哉の引退会見における「男性としての………」というクダリも、かなり重要。
男性はあらゆる面で、いつまでも兵士でいたい。
そこに生き甲斐や悲哀の源泉があるのだ。
いやいや決して哀れんで頂かなくて結構。悲哀もまた男の美学だ。
現役といふ名の兵士浮寝鳥 ひよどり 一平
(げんえきというなのへいしうきねどり)
兵士も老いれば自然と後輩にその仕事を振り分けますね。
我が家の老兵士も、最後のお務めだとばかりに、
週3日のアルバイトに勤しんでいます。
毎日休日では、・・・・・想像するだけでもイヤみたいです。
現役を卒業したものでなければ味わえない特権を持っているのも
更なる「男の美学」でもありましょう♪
しかしどうしたことか、結構忙しくしていて、週休二日はとれません。
つまり、日は送りよう。
「休みだ、休みだ」と言って緊張を解くのは問題のようです。
ものはやりよう。
誇り高い生き方にもなるし、誇りの「ほ」の字もない生き方になるか。
あくまでも本人次第ということでしょうね。