たんぽぽの絮や新たに友ひとり ひよどり 一平
(たんぽぽのわたやあらたにともひとり)
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9千歩ほどを歩いた。少し疲れた。昨夜の寝不足が祟ったのかもしれない。
寝についたのが遅かったわけではなかった。下肢にだるさを感じて、夜中に目が覚めてしまったのだ。近頃はよくあることだ。
それから本を読んだりしたので、爽快な起床とはならなかった。
遅い朝食を摂った後、カメラを持って散歩に出た。この頃、カメラを持たずには散歩に出られない。なんとはなしに、時間の浪費に思えるのだ。
その折に撮った一枚が上の蒲公英だ。絮がふたつ首を伸ばし、綿毛を飛ばす寸前にあった。新しい物語の始まりだ。
自然は留まってはいないのですねぇ。
私たち人間は今動かないことに重点を置いています。
身近の自然を楽しんで、ちょっとばかりイヤなことを忘れたいですね。
人間はプラスアルファの菌やウイルスに脅かされて、
あたふたと、日常の行動を乱されています。