写真はオオイヌノフグリ。
春の到来を告げる可憐な花で、ヨーロッパ原産の帰化植物である。
種の形が犬の睾丸に似ているので、この命名になったとか。なんとも気の毒な花だ。
しかも、「大」の字を冠するとはなんたることか。
私は戌年生まれの男性。そのせいかどうか知らないが、このオオイヌノフグリが大好きで、機会がありさえすれば、撮ることにしている。
一般論で言えば、このオオイヌノフグリは軽めの扱いを受けていると思えてならない。
咲いている場所柄から見ても、踏んづけられる機会が多いはず。まさに気の毒だ。
斯く言う私ですら、踏まなければ移動できないことが多い。
そんな時は、「痛い、痛い」と、股間を押さえ、詫びながら歩くことにしています。
踏まるるは男の誤算いぬふぐり ひよどり 一平
天空でなく地面に散りばめられた星の群れです。
健気に咲くサマは美しいものです♪
これからはますます色鮮やかなオオイヌノフグリが見られるでしょう。
楽しみです。
ユーモラスな句がいいですね。
大好きと言われるだけあって写真も素晴らしいです。
見れば撮りたくはなるのですがどう切り取る
べきかいつも迷います(笑)。
どこか一点に絞って撮ることが難しい。
満足の一枚が撮れないのです。
仰有るとおり、どう切りとるかが問題です。