ありがとうございます。
トミスケが緊急入院して、もう1週間以上過ぎました。
外出していて、今でもそのことを強く感じる瞬間があります。
それは、外出していて返ってくる時、道路から家の入り口で左折する時ですね。
そこでは、ちょうどデイサービスセンターの送迎車がバックで入ってくる位置なんですね。その位置から、「ピンポ~ン、バックします。ピンポ~ン、バックします・・・」 と、送迎車の警告音が出始めるんです。
毎朝毎晩、その音が聞こえていたのが、29日に入院してからはそれがピタッとしなくなった・・・というわけです。
車で帰宅する際、いつもこの位置で、そのことを思うんですよね。
あ~、デイサービスセンターの車は来ないんだ。母は、入院してるんだな~って・・・。
幸い、母は超順調な回復ぶりで、本当に嬉しい限りです。
一日も早く以前の様な生活に戻れることを心待ちにしています。
そんな思いは、私だけではありませんよ。
そう、今日の写真にあるように、玄関にいるウヒャヒャのおばさんたちですね。みんなも私と同じように、トミスケが通らない玄関を寂しく思っているようです。
「トミスケェ~、早く帰ってきてねぇ~! 待ってるよ~!」
今日、病院にいる時、本を読んでいて、ふとこの言葉が目に留まりました。
お客さんを寂しい気分にさせないように、
お客さんが帰った後すぐ鍵を閉めない。
お客さんを玄関まで見送って、ドアを閉める時、あなたはどうしていますか?
すぐ鍵を閉めずに、しばらくしてから、鍵を閉めていますか?
鍵を閉めるガチャリという音は、以外によく聞こえるものです。お客さんからすれば、あれほど、寂しく聞こえるものはありません。まるで、自分が追い出されたような寂しさを、感じてしまうのです。
その寂しさを知っている人は、すぐ鍵をかけないのです。
中谷彰宏著「読むだけで人生がうまくいく本」より
私は、この言葉の言ってること、よく分かります。
玄関の鍵ではありませんが、私は、デイサービスセンターの送迎車が家を出る際、家の出口を右折するまで、必ず見送っています。先日のような緊急時を除けば、ほぼ100パーセント行っていると思います。
母が出かける時だったら一人で。母が帰って来た時だったら、母の手を取って・・・。
家を出る車を見送りながら、心の中ではいつも「ありがとうございます」という感謝の思いで見送っています。
それは、皆様のおかげで、私たちの生活が出来ていることを本当に感じているからです。
そう思うと、送迎車が出かけるよりも先に、足が動かないんです・・・。
母が元気になって、また以前のように、そんな気持ちで送迎車を見送りたいですね・・・。
きっとそうなることを、確信しています。
お読みいただき、ありがとうございまぁ~す。(toshi)