ありがとうございます。
いよいよ今日から月が変わって、10月ですね。
ブログは、昨日からの続きです。
昨日、このブログのメインとなっていることを二つあげましたが、大事なことを一つ忘れていました。
それは、デイサービスセンターやショートステイ等の施設の皆様、そして、家でお世話いただいているホームヘルパーの皆様など、母がいつもお世話になっている多くの方々に対して、「いつもありがとうございます」 という感謝の気持ちをお伝えしたい・・・ということです。
このことを書き忘れていましたので、追加させていただきます。
さて、昨日の続きです。
私が会社に勤めていた頃は、母がデイサービスセンターから帰って来ても家に誰もいないため、母は自分の好きなように過ごすことが出来ました。その時間は短くても2時間以上、長ければ4時間以上も・・・。
当然、その間は母の好きな様にいろんなことが出来たんですね。
1年以上撮りためた 「母のお仕事」 写真も、こうした自分の思い通り好きな事ができた産物だったんですね。まさに母にとっては、ある意味、楽しい楽しいお遊び(=お仕事)の時間だったと今となっては思えます・・・。
それが、8月の盆休み中に私が退職してから、そういう時間が急減! そして、そのことの影響を、最近感じるようになっていたんですね。
ブログに載せる 「母のお仕事」 写真が減ってきたことは、そういう理由だったんですね。これは昨日書いたことです。
そしてもう一つ、これは私に取っては、もっともっと大きな問題でした。
自由に動くことが少なくなった母に、運動不足、歩くことが減った影響が出てきた・・・ということなんですね。
母は今89歳。来年の1月には、満90歳になります。
当然といえば当然かもしれませんが、歩く力が徐々に弱くなってきているんですね。昔だったら、もっと外に出て、近くの皆さまのお世話になることが多かったんですが、最近は、そんなこともなくなってきました。
これは、母の歩く力が弱くなってきたから、と言えるんですね。
それに拍車をかけたのが、定年退職後の母に対する私の接し方にあった・・・ということに最近気がついたんです。
ちょっと残念ですが、そのことに確信を持つようになりました。
母がデイサービスセンターから帰る頃には、できるだけ家にいて母を迎えるようにしていたんです。それは、デイサービスセンターの職員の方の負担を少しでも減らしたい・・・という気持ちからなんですね。
そして、母を迎えた私がしていたこと・・・。
それは、まずトイレを済ませ、台所のテーブルに座らせ、夕食またはおやつを食べてもらう・・・ということでした。
いろいろな会話、楽しい?会話をしながら食べて貰い、そしてころ合いを見てお口のケア、最期にトイレを済まし、ベッドへ・・・。
要するに、母が自由に自分の好きなように動き回る機会を奪ってしまっていたんですね。
母のためと思ってやっていたんですが、どうも違うらしい・・・と、うすうす気づき始めてはいたんです。ちょっと前から・・・。
自分がやっていた事は、決して母のためには良くなかったのでは? そう思い始めてから、トイレ後は母を自由にさせるようにしました。
そしたら、写真が撮りたくなるような場面がちらほらと出てきたんです。昨日、今日の写真は、最近のものですよ。
そしてもう一つの大切なこと、歩くことについても、ちょっと良くなったような気が・・・。数日間に亘ってデイサービスセンターの送迎の方に聞いた感じから言っても、どうも当たっているようです。
やっぱり、そうなんだ!
良かった、今、気がついて・・・。
母との接し方で、大きな学びがありましたね。
こんなこと、分かっているようで、分かっていないんですよね。
親を大切にする、親に優しく接するということに関して、私は大きな落とし穴に落ちていたようです。
母トミスケには、もっともっと元気で長生きしてもらいたい。
そのためには、「本当の愛」 がいるんですね。
私にとっては、大きな学びでした。
またまた長くなってしまいました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 (toshi)