雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

唐招提寺

2008年10月27日 | 奈良散策
薬師寺から唐招提寺へ
薬師寺の北門から唐招提寺へは真直ぐ北へ
およそ400m
古い景観の残る道を北上します

   

時折降る雨
濡れた風景

唐招提寺に到着すると
門前には昭和の店が今でも営業していました

       

それほど昔の事ではないのですが
古き良き時代と言いたくなるほど懐かしい時代でした
そんな面影が、門前には広がっています

   








    

さて
話題を戻して
唐招提寺

    

南都六宗の1つ
律宗の総本山
開基は鑑真
鑑真は6度に渡る航海の末
唐から招来
東大寺に戒壇を開いた
日本で初めて戒律を授けた人物である

   

その鑑真が
新田部親王の旧宅跡を朝廷から譲り受け
寺としたのが唐招提寺

    

金堂は来年まで修繕工事中
金堂の撮影は諦めて、戒壇の方へと移動

戒壇の脇には蓮池

   

雨に打たれ
首を垂れた葉が見せる緑は
美しく
思わずシャッターを切りました

    

   


さて戒壇
出家した者が
僧侶となる為、受戒を受ける場所のこと
元々は建物があったのですが
江戸時代に消失
現在は基礎の石組みだけが残っています

   

残念ながら傍へは行けませんが
参拝のために設けられた門から
戒壇を眺めました

   



続きます
コメント (10)
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