雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

矢田寺2

2008年10月24日 | 奈良散策
地上に存在する生命あるものの全てをやしなってくださる者

お地蔵様

    

矢田寺の境内
紫陽花の季節は終わり
訪れた日、紫陽花に変わって百日紅が境内を色どってくれていました

      

時折雨が降ったり
止んだり
人の居ない閑散とした境内
雨の情緒が似合う風景になっていました

    

濡れた石畳も
石畳が自己主張しているようで
撮って、って言われているようで
思わず一枚

       

境内へと足を踏み入れて
もう30分以上の時が経っていましたが
未だ境内には雪だるま一人

時間から取り残されているような
不思議な錯覚を覚えます

       

創建当時は
十一面観世音菩薩と吉祥天女を本尊としていた矢田寺

弘仁年間になって
満米上人により地蔵菩薩が安置されて以来
地蔵信仰の中心地として栄えるようになる

    

       

四季折々
花が咲き
境内を楽しませてくれるという

       

    

閑散としたこの季節

案外、ここは紫陽花の時期よりも
こんな季節の方が似合うのかもしれない

      

一人
境内を巡って楽しみました

   
コメント (10)
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