雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

明通寺

2008年10月03日 | 福井散策
真言宗御室派の寺院
明通寺を訪れました

山号は棡山
創建は坂上田村麻呂と伝えられています

   

駐車場から松永川を渡り
樹齢何百年の杉の大木
その間から
山門が見えてくればそこが明通寺

      

       

深い森に囲まれるようにして建つ明通寺

   

山門は楓に囲われ
夏の緑
秋の紅と
艶やかな姿を見せてくれる

   

山寺らしい石段の参道を先へと進みます

   

石段の先に見えてくるのが本堂

  

       

1265年に落成した本堂
鎌倉時代の建築様式を現在にまで残しています

       

        

間口5間、奥行6間
入母屋造、檜皮葺きの建物
正面側を全て蔀戸にしているのが特徴

   

そして本堂奥に三重塔が鎮座

    

本堂が落成して後
5年後に棟上された三重塔

       

桧皮葺木造三重塔婆
優美な姿

明治期には瓦葺になったものを
昭和の修繕で桧皮葺に戻されています

      






最後に参道脇にある
庭園を観賞

   

        

   

意外な美しさに出合える明通寺
小浜へと足を向けた折には立ち寄ってみては如何でしょうか
コメント (2)
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