数少ない顔を名前を知っている女優さんの主演映画を見て来ました。
それが、「海街 diary」
お目当ては、綾瀬はるかさん、
四人姉妹の日常を、鎌倉の四季を描いた映画です。
柔らかなカメラの視線が、心を癒してくれます。
ほんわりとした、心地よい雰囲気につつまれ、
ちょっと、お疲れ気味の心を、やさしく労わってくれる映画です。
時々顔を見せる、ちょっとアクのある、芸達者な役者さん達が、
ただの長閑なだけの物語りに、ちょっとしたアクセントを与えています。
そう、おはぎの餡に、ちょっと塩を足して、甘さを引き立てるように。
それによって、
きれいな女優さんを四人そろえただけの映画ではなく、
物語りに深みを出しているのです。
出逢いとか、別れとか、
変わらないもの、変わって行くもの、
人間の善良さと、醜悪さ、
物語りは、淡々と、四季の移り変わりのように、
描いていきます。
早送りや、巻き戻しのボタンを探すことなく
ただ、映画の流れに、気持ちを委ね、
ちょうど、同じ街の住人になったような気持ちで。
成長し、絆を深めている様子を眺めています。
美しいものを、どんな時でも、美しいと感じる心。
そんなセリフが出てくるのですが、
そんな心を優しさを取り戻させてくれる映画です。
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