妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

山里は、

2019年03月17日 | QOL

冬篭りを終え、そろそろ山の空気が恋しくなって

足慣らしを兼ねて、高水三山へ、

コースタイムでいつもの山行きの3分の2、

少しだけ遅い出発。

 

梅の里として名高かった青梅は、

ウメ輪紋ウイルス(PPV)の感染によって、その全てが伐採され

新しい苗から出直しとのこと、

でも、青梅線という名前だけに、その沿線には、其処此処に梅の花が、

軍畑の駅を降りても、里には梅の木が

  

それを楽しみながら、登山口へ、コンクリートの道も苦にならない。

駅から20分、高源寺を過ぎたあたりから山道、

そして、常福院

その裏手が三山の最初のピーク高見山

南斜面で日差しを背に受けながら登る山道と違う、

尾根道は風もあった、少し寒いくらい。

それに、里の風景と違い、春の気配はなく、

なんだか、晩秋のような雰囲気。

北の斜面の山道の道端には、霜柱まである。

尾根道を歩くこと、20分。

見晴らしの良い岩茸石山へ、今日の最高標。

遠くに見る、石尾根から雲取は、雪化粧みたい

そして更に20分で惣岳山、

こちらは、木々に囲まれた静かなピーク、青渭神社の社殿がひっそりとたたづんでいる。

先を急ぐ人も多いけれど、金網に守られた社殿を覗いてみると

見事な飾りの社殿、

なるほどこれだけのものならば、金網で厳重に囲われるのも納得。

でも、古来それを汚す不届き者がいるのは、ちょっと悲しい。

ふと、七ツ石神社の旧社と狛犬(狼)を思い出してしまう。

 

あとは、テクテクと御嶽駅へ、

後傾にならないように気をつけながら、

一時間ほどの下り道

 

駅に着いたのが1時。

足慣らしには丁度良い行程。

丁度いい機会なので、玉堂美術館にも、

日本画家 川合玉堂の作品を集めた小さな美術館。

玉堂らしい、優しい山里の風景画に心が癒される。



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