ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

今年初富士は壮絶な強風と共に

2016年07月03日 | 山行き



今年初富士は壮絶な山行に。

昨晩急に思い立って一人で行くつもりだったけど、もしやおかしなヤツがいるかもしれないと青ト部に一応呼びかけてみた。

  たった今、急きょ明日避暑に日本で1番高い所に行くことにしました!
  早出で(4時前)お昼には帰って来る予定。
  次回は早目に告知しますね。
  まさか、行く人いないよね。

って、寝ようとしたら、、、一人いました!

ってことで午前3時半発でkojiken拾って馬返しへ。



すでに風が強いのは気にはなっていたけど、、、。
6合目から7合目、そして8合目へと向かう頃には痛過ぎる風が。
砂礫が顔に足にと勢いよく投げつけられる。油断すると体が持って行かれそう。
9合でレインウエア投入。ジッパーを閉められずに悪戦苦闘。


【笑ってるけどかなり焦ってる】

あっという間に体冷えちぎり、手は動かないしロレツも回らなくなる。手袋はめるのにもえらい時間がかかった。


【風と対決で泣く暇もないゴール手前】

やっとこさ頂上。写真だけ撮って速攻退散。
【嬉しそう?】

下りも後ろからの風に腰が浮きそうになって慌てるし、前からの風には体を傾け完全に預けてもビクともしないタイタニック状態。
かなり大きめの砂礫が襲いかかる。痛くて寒い。
富士登山競走(今年15回目)と練習、ファミリー登山まで入れたら軽く30回以上登っている富士山だけど、60にして過去最大の自然の猛威を味わうという貴重な体験をした。
いやぁ、ほんと凄かった。

下り途中では次から次へと湧き出るように出会う友人達を上は止めた方がいいと脅し続け(^^ゞ
ようやく日がさす7合目まで到達。



あまりの強烈さ加減にすっかりお腹いっぱいになっていた我らは、馬返しまでの灼熱の登山道はダレダレ。
それにしても下界は暑かった。馬返しで29度!



帰り道、振り返ると富士山には立派な笠雲。嗚呼。
 

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

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2 コメント

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お疲れ様でした! (シン)
2016-07-04 13:43:25
下山途中で、ご挨拶した シンと言います。
自分も今年の富士登山競走で12回目となります。
あの後、本八合富士山ホテルまで行って引き返しました。6月に続き2回目の富士ですが、その時も風が強く今年は山頂に立ててません。
来週も行く予定ですが、何とか山頂に行きたいと思ってます!
またお会いできたら声かけさせてもらいます。
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☆シンさん (ハリ天狗)
2016-07-08 10:57:31
お返事遅くなりました!
お声かけいただきありがとうございました。
毎年のことながら何かと騒がしい富士山です^^;
去年の今頃は山頂にはまだ雪がたっぷり。
今年はその点では恵まれているのに、風で2回も阻まれるとは!
レース当日お目にかかれると嬉しいですね。
どうぞよろしくです。
メール頂ければ写真送りますよ。
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