ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

同期会にて

2017年01月30日 | 日々奮戦


【60〜61歳の全員還暦達成記念同期会】

東京30Kの晩、学生時代所属していたサイクリングクラブの同期会が開かれた。
同期は全部で15名。10年前に病気で一人他界、一人現在行方知れず、一人都合つかず。15マイナス3は12。これはほぼ全員集合みたいなものじゃないか。当時のクラブランですらこんなに揃うのは珍しいこと。熊本、福岡からも飛んできてくれた。静岡、長野、群馬、茨城、、、びっくりした。

もっとびっくりしたのは昔話に花咲かせる時間より「今」をしっかり共有できたことだった。
患った大病を、健診結果への不安を、毛がなくなっている愉快さを、震災の爪痕を、退職後の起業意欲を、奥さんやお子さん達の話を、
みんな愛ある毒舌で容赦なくこき下ろし、こき下ろされた方も40年前と何ら変わらぬ強烈な個性で打って返す。その絶妙なタイミングと連続するキャッチボールに腹を抱えて笑い転げた。これが全員、還暦を過ぎた元若者達の真の姿なのだ。
みんなこんなに呑んだっけ。明らかに酒に強くなっている、、、のじゃなくて鈍くなっている。
恐ろしい程のアルコールが消費され、いつしか時は確実に流れ、無事に解散できたらしい。よく一人で無事に家にたどり着けたものだと翌朝自画自賛した。誰も彼もどっこいどっこいだったらしいけどσ(^_^;)。

同期会とか同窓会で共有しているのは「過去」。昔懐かしい話は出来るがなかなか「今」を語り合うことは難しい。 歳を経れば経るほどそれは大きくなる。それぞれが卒業後別々に歩んできただ道のりを今更共有することは不可能だし、短い時間でそれらを伝えることもとてもじゃない。
それはそうなんだけど、、、
40年前、青春時代を共有していた連中は、そのまんまのキャラで人生の山も谷も、辛酸も栄光も「今」の感性でバッサバサに切りまくり笑い話に変えるパワーを持っていた。これが何と言っても一番の驚き、そして感動。そんな一夜を共有できた。ありがとう。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
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