JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

開花宣言!

2007年03月29日 | p-r

なんということでしょう。本日の最高気温、23.1度は7月上旬なみだったそうで、上着を着ていると汗ばんでしまうのも当然だったわけですね。
昨日発表になったばかりの『開花予想』では、明日開花予定であったはずなのに、一夜明けたら開花してしまいました。(笑)
桜もこの暑さにビックリして「ヤベェ」と思ったのでしょうか。



まだ、各枝に一、二輪といった感じですが、一度咲いてしまえば後はあっという間でしょう。
目線を移せば、コブシの花が満開状態、鼻はグジュグジュするものの、やはり花の季節は良いものです。





白樺 青空 南風
こぶし咲くあの丘北国の ああ北国の春
季節が都会では わからないだろと
届いたおふくろの 小さな包み
あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな

コブシの花で千昌夫しか浮かばない私が、何だか悲しい・・・・
せめて木蓮の花なら、スターダスト・レビューあたりを思い出すんですけど・・・(笑)

ともかく、いよいよ、花見かなぁ~~~飲み会かなぁ~~~
今年は手作りの折りでも持って・・・・・・・・・・・・
「だれかさ~~~ん、料理は担当するから、食材費と酒代と、車の運転、お願いできませんかねぇ」

さて、今日の一枚は、デューク・ピアソンのブルーノート初リーダー盤です。
アルフレッド・ライオンは彼をそうとうお気に入りだったのか、初レコーディングであったドナルド・バードの「FUEGO」より二十日録音の遅いこのアルバムを、早いレコード番号で発売しました。

ピアソンの音には、品の良さとというか趣味の良さが多いに感じられて、私は好きなピアニストなのですが、やはりこのアルバムを売り出すのには少々無名過ぎたのかもしれません、ブルーノートには珍しくジャケットに宣伝コピーが記されています。
「a lyrical pianist....with fine sense なんたらかんたら」
ところが、努力もむなしく、このアルバムはまったく売れませんでした。

その時、ライオンはどう思ったのか?
その後のピアソンの録音状況をみれば、ライオンの想いがくじけることは無かったことを示しています。

私には、どうしてこのアルバムが売れなかったのか理解できません。ファンキーな面影も何処かに残しつつ、リリズム(宣伝コピーじゃないけど)に彩られた叙情性溢れる彼のピアノ。構えずとも聴ける、言い換えれば飽きのこない素敵なアルバムだと思います。

PROFILE / DUKE PEARSON
1959年10月29日録音
DUKE PEARSON(p) GENE TAYLOR(b) LEX HUMPHRIES(ds)

1.LIKE SOMEONE IN LOVE
2.BLACK COFFEE
3.TABOO
4.I'M GLAD THERE IS YOU
5.GATE CITY BLUES
6.TWO MILE RUN
7.WITCHCRAFT

おまけ、
HP『BABU HOUSE』の「ジャズ四方山話」「酒話」を更新しました。よろしければご覧下さい。