JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

中年同級生

2007年03月26日 | v-x

歳をとってきた証拠みたいな話をひとつ。

今日の昼は同い歳の(といっても学年は彼が一つ下なのですが)E君と食事をとりました。
「バブさん、今年のグラミー賞観ました?」
最近どうにもそういった賞レースにあまり興味のない私は、当然観てもおりませんし、結果もわかりません。
「観てない、観てない」
「ディクシー・チックスが独占ですよ。・・・・・・・・」
しばらく話を聞かされました。
それにしてもE君はたいしたものです。最近の海外ミュージシャンのことをじつに良く知っていますし、聴いてもいるのでしょう。
「E君は好きなんだねぇ、たいしたもんだよ。とても同い歳とは思えない。」

午後からはE君の車で仕事先に、どんなにか新しい曲を聴いているのかと思いきや
あらら?ビートルズ?サイモン&ガーファンクル?カーペンターズ?イーグルス???
「なんだなんだ、けっきょく聴いてんのは昔の、しかもベタな曲ばっかじゃねぇーかよ」
「えへへへへ、やっぱりこういうのがいいんですよ。あっ!クラプトンもロッド・スチュアートもありますけど・・・」

つまりは、今の曲を聴きつつも、多感な時期に聴いた曲は忘れられない、というより、その時期の曲をついつい聴いてしまうということなのでしょう。
若いと思っても同い歳は同い歳、
「ムフフフフフ、やっぱりそうだよなぁ~~~~」


HOTEL CALIFORNIA / EAGLES

それにしてもイーグルスの「ホテル・カリファルニア」を久しぶりに聴きました。車の中で大声で歌う二人は、まさに中年同級生であります。(笑)

さて、今日の一枚はイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が、話題の(たんに二人だけのですけど・・笑)グラミー賞・最優秀レコード賞を取った同じ年、最優秀ジャズ・グループ賞を取った一枚にしてみました。

熱気伝わるライブ盤は数多くありますが、このアルバムも火傷しそうなほど良く伝わってくる一枚だと思います。
「ALIVE AND WELL IN PARIS」以降のフィル・ウッズを、それほど聴き込んでいない私ですが、このライブ盤はよく聴きました。
この当時の彼のアルトは、スピード感があって爽快な感じがする一方で、あっさりした感じにもとれるかもしれません。これを良しととるか、薄っぺらいととるかは、好みの問題でしょう。
私はこのライブをその場で聴いてみたかったと感じた一人です。

ちなみに、もともと2枚組のアルバムだったのですが、CDでは6曲がカットになっているそうで・・・・ふつうは逆なんですけどねぇ????
ともかく、今日は2枚組LPでの紹介です。

THE PHIL WOODS SIX LIVE FROM THE SHOWBOAT
1976年録音
PHIL WOODS(as,ss) MILE MELILLO(pf) HARRY LEAHEY(g) STEVE GILMORE(b) BILL GOODWIN(dr) ALYRIO LIMA(perc.)

1.SLEEPIN' BEE
2.RAIN DANCE
3.BYE YE BABY
4.DJANGO'S CASTLE
5.CHEEK TO CHEEK
6.LADY J
7.LITTLE NILES

1.A LITTLE PEACE
2.BRAZILIAN AFFAIR
3.I'M LATE
4.SUPERWOMAN
5.HIGH CLOUDS
6.HOW'S YOUR MAMA