昨日、Mさんからのご依頼(???笑)で、Mさんと同じコンビニ経営者仲間Fさんのお宅へおじゃましてきました。
依頼といっても「デジタル・ハイビジョンの録画等々に関して、いまひとつ理解できていないので教えてもらいたい。」というだけのことで、
「CPRM対応DVDに録画したものは、他のDVDプレーヤーではどうしても再生できないものなのかね?」
「同じフォーマット形式を再生できるプレヤーなら再生できますよ。」
「???????・・そのあたりが、まだ理解できてないんだよなぁ」
てな話で終始しました。
「Mさん、我々団塊世代以前の人間には、理解するのが大変だよ」とFさん、
よ~~~くわかります。
「バブさんは、映画は観ないの?」
「いやぁ、大好きですよ。最近は別としても高校生あたりまでは、いっぱしの映画小僧でしたから」
「じゃあ、古い映画もけっこう観てるんだ」
「はい、そこそこは」
「なんだ、話が合いそうだねぇ」
の話から映画談義に、そして「最近の映画ではあるけど」ということで『ワールド・トレード・センター』のDVDを観てみることになったのです。
それにしても、42インチ液晶モニターを中心に高そうな5.1チャンネル・システムがドッドーンと配置されたお部屋は、我々庶民にはうらやましいかぎりで、下手な映画館より臨場感満点です。
「やっぱり、いいですよねぇ。これじゃ映画館なんか行ってらんないよなぁ、煙草吸いながら観られるし・・・・」
「だけどバブさん、どんなに良いものでも、使い方がわからなかったら何にもなんないよ。」
はははははは、やっぱり話はそこに落ち着くわけですか。
(ちなみにCPRM対応DVDはブルーレイ対応プレーヤー(プレステ3も)では再生可能だそうですよ。参考までに)
そんなことがあった翌日の今朝、『題名のない音楽会』で「団塊世代が選ぶ、映画音楽ベスト30」なるものをやっていました。これはタイムリーとばかりに見入ってしまい、その後は、我が家に残る映画音楽のEP盤をかけまくってみることに
「うんうん、音楽は古くても新しくても、良いものは良いんだなぁ~~~~」
てなわけで、映画音楽限定の日曜日でした。
ということで、今日の一枚もジェリー・マリガンの映画音楽であります。
はたしてこの映画『私は死にたくない』をご覧になったことがある方がどのくらいいるか・・・?????
前科があったために殺人事件の犯人と決めつけられ、無実を叫びながらガス室送りとなった実在の女性死刑囚バーバラ・グレアムの手記をネルソン・ギディングとドン・マンキウィッツが脚色、ロバート・ワイズが演出・監督した映画でありました。
このあたりの映画にはジャズメンが多く係わっていたわけで、ウエストコースト・ジャズの発展にハリウッドは欠かせぬ存在であったということでしょう。
このアルバムは、サウンド・トラックとは別に吹き込まれたものではありますが、作曲と編曲はジョニー・マンデルそのままで、じゅうぶん映画のイメージを感じ取れるアルバムになっています。(映画の中でもこのセプテットが登場しています。)
もちろん今日のアルバムはLPでの所有なのですが、別にこんなCDも持っておりまして、
後半6曲が『私は死にたくない』のサントラ、前半は同じくマリガンが係わった『地下街の住人』という、ビート族の代表みたいなジャック・ケルアックの小説を映画化したもののサントラ、二つが合体しちゃったというお得CDであります。
『地下街の住人』では、アンドレ・プレヴィン、アート・ペッパーやカーメン・マクレエの歌声まで聴けるという・・・・(じつはこちらのLP盤は持っていないものですから、このCDをいさんで買ったのですけどね)こちらの紹介はまたということにしましょう。
I WANT TO LIVE / GERRY MULIGAN
1958年5月24日録音
GERRY MULIGAN(bs) ART FARMER(tp) BUD SHANK(as) FRANK ROSOLIND(tb) PETE JOLLY(p) RED MITCHELL(b) SHELLY MANNE(ds)
1.BLACK NIGHTGOWN
2.THEME FROM I WANT TO LIVE
3.NIGHT WATCH
4.FRISCO CLUB
5.BARBARA'S THEME
6.LIFE'S A FUNNY THING
おまけ、
「料理当番、本日のの一品」
自家製塩辛は別として、まずは、鳥の団子汁であります。
鶏団子の中にはんぺんも一緒に加えるのがミソ、フワフワで美味しく仕上がりますよ。
もう一品は『鱈の洋風焼き』、そり切りした鱈に軽く塩をし、しばらくしてから水気を取り小麦粉を軽くふって、マスタードとマヨネーズで味付けした卵に漬けて焼き上げます。