JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

小悪魔に見える?

2007年03月16日 | s-u

昨日桜の話をしたものの、三月も半ば過ぎというのにこの寒さはなんとしたことでありましょう。日曜日にはもっと気温が下がるとか、う~ん、二月のほうが暖かかったなんて、何だか変な感じです。
そうそう、今朝がた東京で初雪でしょ、
「このへんじゃ、今朝は降らなかったけど、この前の夜中降ったもんねぇ~~~」
って、そういう問題ではありませんね。(笑)



これだけ寒いとせめて写真だけでも何となく暖かくと思い、今朝、窓越しの陽光を浴びる鉢植えの花を撮ってみました。

「かあちゃん(いまだに私は母をこう呼びます)、ところでこの花はなんていう花だろうね?」
「あん?蘭だ蘭!」
「・・・・・・・・・・!?」
そりゃぁいくら花の名前を知らない私だって、この花が蘭の一種であることぐらいはわかるわけで
「だから、なに蘭か訊いてんでしょうが」

どちらも『シンビジョーム』の一種のようで、育てている母も細かいところまではよく把握しておりません。白いほうは『アルハンブラ・ブリジットバルドー』という花らしいことはわかりましたが、もう一つの名前は全くの不明でありました。

この花の名前を聞けば、あの『BB(ベベ)』こと、フランス女優のブリジッド・バルドーをどうしても思い出してしまいます。
若い人はご存じないかもしれませんね。妖艶な小悪魔、身体は大人心は子供、そんな代名詞がついた女優さんでした。おそらくはそこから来た名前の花なのでしょうね???(確信はありません。)

なんとも男心をくすぐる女優さんで、結婚はたしか4回位だったものの、浮き名話には事欠かない人のように覚えています。
そういえば、彼女が原因で奥様が自殺までされたのは・・・・・・・たしか『真実』のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の奥様でしたよね。いや待てよ『真実』でいい仲になったのは共演のサミー・フレイでしたっけ?しかもその時は自身も『バベット戦争へ行く』で共演したジャック・シャリエの奥様であったような・・・・・・・
ははははは、古い話でわからなくなってしまいました。

『裸で御免なさい』『ビバ・マリア』『世にも奇怪な物語』『パリは気まぐれ』『気まぐれに愛して』『シャラコ』なんてあたりは観た記憶があります。
歳をとってからは野生動物の保護活動なんてやってましたが、今はどうしてるんでしょう?まだ亡くなってないでしょ?????????

話がとんでもない方向に行ってしまいました。(いつものことですが)
ともかく、寒い毎日も綺麗な花の姿を見れば、いくぶん過ごしやすくも感じるというお話でありますよ。

さて、今日の一枚は、以前アルバム「IN ORBIT」を紹介した、クラーク・テリーです。エリントン楽団のトランペット奏者、そして、どちらかといえばいわゆる『中間派』というイメージの強いテリーですが、ウイントン・ケリー、ポール・チェンバース、フリー・ジョーという、彼から見れば若造を従え、バリバリのハード・バップを聴かせているというアルバムです。
モンクとの共演等々でもそうでしたが、ここでも彼のトランペットに古臭さは微塵もなく、素敵な演奏を聴かせてくれます。大好きな曲「STARDUST」もなんともいい感じですし、ジョニー・グリフィンも、あーた、ええんですよ。
というか、よくよくメンバーを見てみれば、私好みのミュージシャンばかりですので、私がこのアルバムを嫌いと言ったらきっとバチが当たってしまいます。

SERENADE TO A BUS SEAT / CLARK TERRY
1957年4月27日録音
CLARK TERRY(tp) JOHNNY GRIFFIN(ts) WYNTON KELLY(p) PAUL CHAMBERS(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.DONNA LEE
2.BOARDWALK
3.BOOMERANG
4.DIGITS
5.SERENADE TO A BUS SEAT
6.STARDUST
7.CRUISING
8.THAT OLD BLACK MAGIC

追伸、
明日は、なんと私のお誕生日(パチパチパチパチ)、
だからというわけではないのですが、『ヤナイコーヒー』のヤナイさんにお誘いを受け、ちょっとしたジャズ・コンサートへと出かけてまいります。
内容は・・・・・・・・・後日、報告を待て!