JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

私も馬鹿たれ?

2007年01月07日 | g-i

今期は『爆弾低気圧』が続々とやってきます。この季候が異常と呼ばれない日が来るのではないかと心配です。
被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

このところ毎年とはいえ、『爆弾低気圧』のごとく各地の成人式が、今年も荒れたようであります。
他人に迷惑をかけるなど、「私はバカです。名ばかりの成人、ぜんぜん子供だとわかってください」と言わんばかり、何が楽しいんだか・・・

思えば、私も成人式の時は出席予定で帰郷したにもかかわらず、前日に飲み過ぎたうえ、当日も麻雀を終われずに式に出席できず、記念品だけをもらって帰ってきた覚えがありますから、彼らのことを言えたもんでもありません。
それでも、騒ぎを起こしたり、徒党を組んでの悪態などは「恥ずかしいこと」と思っていました。今、ああして騒ぎを引き起こす若者には、そういった羞恥心がないのでありましょうか?
一部の『馬鹿たれ』のおかげで、全体がそう思われてしまう、なんだか、今の世の中そんなのが多くありませんか?
学校の先生、警察官、官僚、政治家、医者に建築家・・・・・
一生懸命やっている人達にとっては、いい迷惑であります。「自分だけが良ければ」的慣習が浸透していったのは恥ずべきことで、自分たちにも非があることと反省すべきですね。

夕張の若者は、自分たちの成人式を何とか盛り上げようと頑張っておりましたが、彼らのような素晴らしい若者がいることも事実です。
そんな若者達の顔に泥を塗るようなことは、厳に慎んで欲しいものです。

ところで、『七草がゆ』は皆さんお食べになりました?
セリ、ナズナ、ゴギョウ(母子草)、ハコベラ、ホトケノザ(田平子)、スズナ(かぶ)、スズシロ(大根)
正月料理で疲れた胃をいたわったり、縁が少ない冬の栄養源として、ビタミンを補給するものだそうですが、私はその前に酒気を抜かなければいけません。
昨晩も大飲みして、多くの方にご迷惑をおかけしました。
あれ?これじゃ何処かの『馬鹿たれ』とかわりませんね。
『七草がゆ』は食べなかったものの、今日明日は、肝臓をいたわりましょう。

さて、今日の一枚はゲッツとエバンスの共演アルバムです。
二人を共演させたのは亡くなったスコット・ラファロだったのでしょうか?
ラファロはエバンス・トリオのメンバーであったと同時に、ゲッツ・グループのレギュラー・ベーシストでもありましたから、ゲッツもまたエバンスの心がわかっていたのかもしれません。

STAN GETZ & BILL EVANS
1964年5月5日録音
STAN GETZ(ts) BILL EVANS(p) RICHARD DAVIS(b) ELVIN JONES(ds)
1.NIGHT AND DAY
2.BUT BEAUTIFUL
3.FUNKALLERO
4.MY HEART STOOD STILL
5.MELINDA
6.GRANDFATHER'S WALTZ
7.CARPETBAGGER'S THEME
8.WNEW THEME SONG