JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

飲むぞぉ!元旦!

2007年01月01日 | m-o

新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
近くの海岸では初日の出も無事に拝めたとか・・もちろん私は温々と布団の中でしたが(笑)
それでも、二日連続の飲み過ぎをものともせず、午前9時に起床、洗顔を済ませ、まずは神棚に「一礼二拍二礼」
「神様、ありがたくおとそを頂戴いたします。さぁ朝から宴会だぁ~~~!!」
「朝から飲むの????」





お約束ですので、私の手作り料理を公開の上、飲むどぉ~~~、誰がなんと言おうと、飲むどぉ~~~、昨日までの酒なんて所詮は去年のこと、飲むどぉ~~~。
一合が二合、二合が三合・・・・
「おとそっていうのは、ちょっとだけ飲むもんだぞ!」
そんな、常識知ったことじゃありません。
三合が四合、四合が五合、
「よし、今朝のところはこんなところで許してやるか」
「お兄さんお兄さん、もう昼食時間なんですけど」
「えっ?お昼?・・じゃあ、昼の分、飲まなくちゃ・・・・」
「バカヤロウ!!」
さすがにこれは許されず、お昼寝タイムであります。




これが我が家のお雑煮。
鶏にゴボウに大根に人参、上にかかっているのは胡桃です。

いやはや、正月ですねぇ。正月はこうでなくちゃいけません。
さぁ、一眠りした後は、夕の宴会に向けて散歩でもしてこようかなぁ(大笑)

ともかく、昨年末(はははは、といっても昨日なんですけどね)神様にあれほど誓った『節制』の約束も、一夜明ければ何処吹く風、今年もまたアルコールの魅力にはドップリと浸かりそうです。
そういえば、一昨日の晩、バーのママに
「ママ、オレ来年は酒を止めるかなぁ・・・」と言ったら
目を点にして
「・・・・・・約束は守れる約束をしたほうがいいと思うよ」
と、お土産に銘酒『真澄』をいただいてきたのでした。
「そうだよ、あれも飲まなくちゃね」って、懲りないねぇ私も

さて、今年最初の一枚は、昨年ラストがコルトレーンでしたから、やはりこの人モンクさんでしょ
帽子もサングラスも煙草も口にしていない、そんなセロニアス・モンクにお目にかかれることは滅多にありません。しかも、こんなにも爽やかに微笑むモンク、ここにこのアルバムに対する自身というか満足感が集約していますよね。

変則リズムが何ヶ所も出てくる難曲「BRILLIANT CORNERS」に関しては、発売可能な水準に達するためにテイクを重ねたため、日にちがかかったけど、結局は辛抱強い編集作業で作られたとオリン・キープニュースは言っていますが、共演者マックス・ローチの話によると、モンクが共演者に少しでも多くの報酬をもらわせるためにわざと四日間かけたと言っています。
結果、私達聴く者にとっては、どちらでも良いわけですけど、このころキャバレーカードをまだ手に出来ずにいたモンクが、共演者を思いやる心を、そして、その後マイルスのグループをクビになったコルトレーンを誘ってやる心、そんなモンクの優しい心をとても感じる話として、好きな逸話です。
リヴァーサイドへ移籍し、カバー・アルバム2枚を発売した後、満を持してのオリジナル・アルバム。その出来が悪いはずはありません。

BRILLIANT CORNERS / THELONIOUS MONK
1956年10月9,15日, 12月7日録音
THELONIOUS MONK(p) ERNIE HENRY(as) SONNY ROLLINS(ts) OSCAR PETTIFORD(b) MAX ROACH(ds) CLARK TERRY(tp)[5] PAUL CHAMBERS(b)[5]
1.BRILLIANT CORNERS
2.BA-LUE BOLIVAR BA-LUES-ARE
3.PANNONICA
4.I SURRENDER, DEAR
5.BEMSHA SWING

おまけ、
皆さんに、年賀状を用意しました。よろしければご覧下さい。