風邪で一日寝ているというのも、できそうでできない仕業であります。それでも、さすがに今日は用事を言いつけられることもなく、寝たり、本を読んだり、レコード聴いたりと、のんびり過ごすことができました。たまには風邪もいいかもしんない。
今日から読み始めたのは、JAMES GAVIN著・鈴木玲子訳「終わりなき闇 ~チェット・ベイカーのすべて~」という、けっこう読むのに時間がかかりそうな本です。
今日紹介する「CHET BAKER & CREW」の録音あたりまで、読み進めました。
あらためて、同アルバムを聴き直し、ダウンビート誌にナット・ヘントフ氏がよせた「ベイカーに新たな『男らしさ』が加わって、かぼそい頼りなさが減少して喜ばしい。~これこそベイカーのベスト・アルバムだ」との評を、確認してみました。
曲は、すべてニューヨークのミュージシャン達のオリジナル作品ばかりを取り上げ、かぼそさは確かにないし、ボビー・ティモンズもホット・ホットってな感じです。
だけど、ベイカーがなんだかマイルスっぽい・・・・・・
さて、細かい文字を読むのも疲れてきたので、一眠り。
目が覚めると、もう夕刻でありました。
「う~ん、のどが渇いた」
「夕食どうする?」
食欲がありません。・・・・・というか、ここにいたって、まだ酒が飲みたい。
「昨日は、完全休肝日だったし、少しは飲んでも風邪に影響ないでしょ」
と、サラダとソーセージのつまみをチャチャっと作り、いただきましたフォア・ローゼス。風邪をひいていても、こうゆう時は体が動くんですね(不思議だぁ)。
「いつものように飲んじゃダメだよ!いちおう風邪っぴきなんだから!」
「ラジャー!!」
CHET BAKER & CREW
1956年7月24,25,31日録音
CHET BAKER(tp) PHIL URSO(ts -1/7) BOBBY TIMMONS(p) JIMMY BOND(b) PETER LITTMAN(ds) BILL LOUGHBROUGH(timp -7)
1. TO MICKEY'S MEMORY
2. SLIGHTLY ABOVE MODERATE
3. HALEMA
4. REVELATION
5. SOMETHING FOR LIZA
6. LUCIUS LU
7. WORRYIN' THE LIFE OUT OF ME
8. MEDIUM ROCK
昨日ゆっくりしたおかげで、今日の午後には、喉の痛みが少し残る程度まで回復いたしました。
ほんとうに、風邪のウィルスはどこから入ってくるのでしょうね。
そこら中でキスをしまくっているということもないのに(笑)
昔から不思議に思うのは、風邪がひどくなるのは、決まって休日なんですよね。明日も風邪を理由に仕事を休むことは許されないようです。
風邪は万病の元ですから気をつけてくださいね。
風邪は たぶんバブさんが寝入っていたときに 誰かさんがそっと接吻していった名残かもしれませんね(笑)
ところで上のもらい物 羨ましいですね。春を満喫したようで、バブさんの風邪もどこかへ飛んでいくかもしれませんね。
でも、今回はアルコール消毒が効いたみたいで、今日は、すこぶる体調良好です。
接吻説ですが、それはありません(キッパリ、ハハハ)
もらい物、最高でしたよ。風邪が良くなったのは、アルコールのせいではなく、やっばり「春の味」のおかげでしょうね。