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JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

べらぼう

2005年09月27日 | j-l

                      

       ちょっと間抜けな男が
       「むかいの修行場の坊主の名が変わったのを知っているか」と訊ねた。
       「いや知らん」と答えると、
       「今朝、坊主が通ったときに、次郎や三郎が「ほら、べらぼうが通る」
       と言ったのを聞いたぞ」と言った。
       「それは名が変わったのではない。あほうということを言ったのだ」
       と言うと、この男、
       「もしや、おれのことをせんみつ、せんみつと呼ばわるのも、
       ほめられているわけではないのだろうな」と言った。

これは、江戸時代の軽口というやつですが
昨晩は、一度帰宅後、仕事がらみの食事会があり、いそいそと出かけてまいりました。一次会、二次会と過ぎ、みんなと別れた私は行きつけのバーへ、先客は一人でしたが、この一人が私の同級でもある坊さん、
「あら、○○ジーさん、めずらしいね、こんなところで合うなんて」
彼はその時間だといつもはいわゆる「フィリピン・パプ」にご出勤の時間のはずです。
「俺は、フィリピンは卒業した!」
ひいきだった子が先週帰国したそうで、ママが
「あの子、いい子だったもんね」
(おいおい、彼女が休みの日はここへ連れて来てたのかい)

それにしても、朝のお勤めもあるだろうに、あんたはまったく「べらぼう」だよ
えっ?人のこと言えるのかって?
うーーーん..........家族に対しては「せんみつ」かな 

               

お恥ずかしい写真です。
まさに自己満足な手作りのジャケット置きです、左がLP用、右がCD用なんですが、CD用のほうは2枚組が置けないという欠陥品であります。
今日は左のLP用にジャケットをかかげ、サド・ジョーンズを聴きましょう。
一昨日の「フォース」と同じく、マックス・ローチのドラムから始まるこのアルバムですが内容はまったく違います。
ジョーンズ3兄弟の真ん中、サド・ジョーンズですが、ブルーノートに残るコンボ演奏のなかで、私が最も好きな一枚です。
彼のバラードはなんとも味があるように思うのですが、いかがでしょうか?

THE MAGNIFICENT / THAD JONES
1956年7月14日録音
THAD JONES(tp) BILLY MITCHELL(ts) BARRY HARRIS(p) PERCY HEATH(b) MAX ROACH(ds) KENNY BURRELL(g)
1.APRIL IN PARIS
2.BILLIE DO
3.IF I LOVE AGAIN
4.IF SOMEONE HAD TOLD ME
5.THEDIA
6.I'VE GOT A CRUSH ON YOU
7.SOMETHING TO REMEMBER YOU BY

追伸、
「せんみつ」とは、けして「せんだみつお」のことではなく、千に三つしか本当がないという意味ですので、お間違いなきよう。
それともう一つ「家族に対してせんみつ」というのは、飲む口実で嘘をつくという意味で、私は嘘つきではありませーーーーーん!!! (いい訳、いい訳)