北朝鮮の美女応援団が何かと話題ですが、ナチュラルな化粧と黒い自然な髪、そんなところが魅力であるなんていう報道もあります。
昨日、知り合いからもぎたてのトマトをいただきました。これがとんでもなくうまい、取ってから完熟させたものとは、明らかに違います。
「甘っくって、すっぱくて、どこか青臭くて.......う~んなんかとっても、なつかしい味」
何となくですけど、子供の頃食べたトマトは、みんなこんな味だったような気がします。
そうそう、女性の髪の色も子供の頃は今とは違っていたような。
「緑の黒髪」これが最大のほめ言葉であり、同時に誰もがなりたい髪の色だったのでしょう。
さて、黒い髪が何故緑なのか?
緑という言葉は、もともとが「枝先の新芽」という意味で、その新芽がグリーンだったから色の名前になったのだそうで、元気のよい赤ん坊を「みどり子」と呼ぶのも、松の新芽を「松の緑」というのも、すべてここからきているとか。
つまり、「緑の黒髪」とは、「新芽のようにつやつやした元気な髪」という意味になります。
「ナチュラルでつやつやした元気な黒髪が美しい」日本人女性の大部分が、いや男性だってずいぶん昔に捨ててきた美意識かもしれません。
韓国でもその傾向は同じらしく、この美女応援団に「昔懐かしいトマト」を思い起こさせられたのでしょうか、若い男性達が、まるで「ヨン様」にむらがる日本のおばさまのように大騒ぎしています。
品種改良したさまざまな味のトマト、これもまた魅力あるものですが、昔ながらの懐かしいトマトもまた魅力です。女性だけでなく男性も、以前どこかに忘れてきた「男性の魅力」を顧みるのもまた一考であるのかもしれません。
今日は、エリック・ドルフィーです、そうブッカー・リトルとの双頭コンボ。
おさかなさんのブログでニューヨークのジャズ・クラブを紹介されていましたが、ジャズ・クラブの魅力もまた以前とは違ってきているのでしょうか?
ファイブ・スポットでの、彼らの演奏を、私はその場でぜひ聴いてみたかった、今となってはかなわぬ事ですが、
エリック・ドルフィーとブッカー・リトル、何故もっと長生きをしてくれなかったのでしょうね。トマトは、また育てることも可能かもしれませんが、彼らは2度と戻ってこないのですから。
ERIC DOLPHY AT THE FIVE SPOT, VOL.1
1961年7月16日
ERIC DOLPHY(as,bcl) BOOKER LITTLE(tp) MAL WALDRON(p) RICHARD DAVIS(b) ED BLACKWELL(ds)
1.FIRE WALTZ
2.BEE VAMP
3.THE PROPHET