JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

共犯幻想

2005年09月23日 | s-u

                    

今日は、父の墓参りをすませ、ちょっと暇になってしまったので、いっぱいになってしまった本の整理を行うことにしました。
いつかやったビデオの整理と同じように、一冊一冊見ていると遅々として進みません。
「いやあー、単行本をしまってしまうのも、しのびないなぁ」

そんなこんなで本棚の奥から漫画の単行本が出てきました。
「あららら、永島慎二と真崎守じゃないの、なつかしいなぁ」
出てきた単行本は、真崎守作「共犯幻想」と永島慎二の「馬鹿狩り」という全集

「共犯幻想」という漫画は、昔、週間平凡パンチに連載されていた漫画で、高校での学生紛争の中、解放区に最後に残った4人の若者の話、
「30人いたこの解放区も、とうとう四人になってしまった。数がへったことがなどたいしたことじゃない。僕が気になるのは、どうして”最後の一人”じゃなくて、”最後の四人”なのかだ!」という竜彦の一言から始まる、上中下三冊の単行本です。内容は、またの機会にご紹介しましょう。

永島慎二は、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう「柔道一直線」を描いた漫画家です。
この「馬鹿狩り」は、漫画「ガロ」に連載していた、「旅人くん」など、いくつかの短編が載った全集であります。

いやぁ、「ガロ」も懐かしい、中学高校と私の愛読漫画雑誌でした。

                   

「共犯幻想」の中で歌われていた歌の一節を
 ♪風が荒野をぬけていく
  忘れ去られた 墓いしひとつ 吹き抜けざまに転がった
  あばよ あばよ 石ころお別れさ
  いちりん添えの 花びらが 首をもがれて 吹きとんだ
  あばよ あばよ 花びら
  風が荒野をぬけていく♪

カビくさい漫画の単行本を開きながら、ちょっとだけもの思いにふけた一日でした。

父の墓を参ったら、聴くのはやっぱりこれでしょうか 

SONG FOR MY FATHER
1963年10月26日,1964年10月31日録音
HORACE SILVER(p)
CARMELL JONES(tp) JOE HENDERSON(ts) TEDDY SMITH(b) ROGER HUMPHRIES(ds) 1,2,4,5
BLUE MITCHELL(tp) JUNIOR COOK(ts) GENE TAYLOR(b) ROY BROOKS(ds) 3,6
1.SONG FOR MY FATHER
2.THE NATIVES ARE RESTLESS TONIGHT
3.CALCUTTA CUTIE
4.QUE PASA
5.THE KICKER
6.LONELY WOMAN

おまけ、
クリスさんのところへ書かれていた、あずきさんのコメントをたよりにHTMLでの投稿に挑戦してみましたがうまくいったのでしょうか?
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