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JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

反省してもやめられない

2005年09月06日 | a-c

「喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。」
「喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。」
「妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります。」
・・・・・・・・・・
タバコのパッケージに書かれているメッセージです。

時効でしょうから暴露しますが、私は中学時代からの喫煙者です。
7年ほど前までは、ハイライト一筋、浮気もせずに日に20本のペースを守ってきました。ハイライトを販売する自販機がめっきり減り、現在は、ピース・ライトを吸っています。

3,4年前のことになりますが、友人の奥様に
「あなたも、バブさんもそろそろタバコやめれば、体に悪いんだから」
もちろん酒を飲んでいての話ですが
「悪いのはわかってんだけどねぇ、仮にタバコのせいで5年早死にするとして、85で死ぬのも80で死ぬのも大して変わりないでしょ、だったら好きなタバコを吸って5年寿命を縮めたほうがいいもん」
「そうだよな、嫁さんより付き合い長いし」

ここで奥様が言われた言葉、ズシンっときました。
「タバコを吸う人は、みんなそう、そうやって自分の事しか考えないんだよね、タバコを吸って周りに迷惑かけているのもわからないし、5年早死にしても良いって、自分はよくても悲しむのは周りの人よ、少しは考えなさい!!」
「ハイ....」

この日を境にきっぱりとタバコをやめたという話ならカッコいいんですが、いまだに友人も私も愛煙家のままです。(お恥ずかしい)
それでも、喫煙時は、周囲の方に迷惑をかけないよう注意はしているつもりです。

先日観た映画「コンスタンチン」でも、主人公がヘビー・スモーカーで、肺がボロボロになっていましたけど、私の肺もボロボロでしょうか?

「周りのみなさんごめんなさい、今、タバコと酒を取り上げられたら、私は生きていけません。許して下さい。」

ジャズ・メンもヘビー・スモーカーは多いようですけど、ジャケットにもタバコをくゆらせているポーズがよく使われています。以前紹介したデクスター・ゴードンの「アワ・マン・イン・パリ」や、マルの「アフター・アワーズ」、マイルスの「イン・ベルリン」もそうですよね。
ゴードンはマルボロ、マルはメンソールのタバコ、マイルスはキャメルだったらしいですが、ウォルター・ビショップ・ジュニアは、何を吸っていたのでしょうか?

「スピーク・ロー」は、有名な曲ばかり集めたアルバムですが、派手さのないブルース感覚が魅力的なピアノ・トリオ演奏です。これもまたお勧めの一枚です。

SPEAK LOW / WALTER BISHOP Jr.
WALTER BISHOP Jr.(p) JIMMY GARRISON(b) G.T.HOGAN(ds)
1.SOMETIMES I'M HAPPY
2.BLUES IN THE CLOSET
3.GREEN DOLPHIN STREET
4.ALONE TOGETHER
5.MILESTONES
6.SPEAK LOW