刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

ラーメン丸久(ラーメン)

2014年08月17日 04時32分34秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
千本赤池の交差点を300mほど上がった西側、鳥羽離宮跡公園の前にある地元色強いラーメン屋さん。
目貫どうりから外れた場所に有り、ひっそりと”との表現が良くあう地味なお店である。

大きな赤いテントは色あせ立てかけられたスダレもくたびれてしまっている・・・
初めて入店するには少し勇気がいる・・・まるで高度成長期のラーメン屋さんのうようである。

中は想像より広くまた変わっている・・・
店内の大部分を占めるのは小上がり席(座敷といってもいいくらい)でその奥にカウンターがある。
古くからやっておられる食堂の典型的な情景のような、色々な小食品などが
無造作におかれていて見ていて楽しいo(^o^)o


入り口付近にはラーメン屋さんには似使わないジュークボックスの姿も確認できる。



店内も個性的ならメニューも個性的!?
530円という魅力的なラーメンを初め、酒の希の一品料理、ガッツリ定食など
多彩なメニューがズラリ並ぶ。



その中でも注目はサービスセット
他のラーメン屋の追随を許さない、オムライスセットやカレーライスセット
さらにラーメン屋でのセットメニューからメインのラーメンが消える 
やきめし+焼きそばセットなど個性豊かで、食する前からファンになってしまった


悩んだ結果!結局一番一般的な焼き飯セットであるCセットをお願いした。




基本、鶏ガラベースの醤油味、いらない雑味がなくシンプルに鶏ガラと塩のしょっぱさが
なんとも懐かしい味である。
ベーシックな味付けには胡椒もよく合い、ちょっとキツめの塩味とよく絡みあい
なんとも言えない奥深さを出している。

麺は細めの直麺、ズルズルっと蕎麦のような喉越し良い麺でシンプルなスープに良くシンクロさせている。

チャーシューは小ぶりで厚みあるバラ肉。
ワイルドでたっぷりのった脂身がこのチャーシューの最大の魅力、量も6枚のり
チャーシューメンといっても遜色ない大盤振る舞いだ!


ベーシックなラーメンと多彩な話中洋食メニューが魅力の「昭和のよろず食堂」
クセになる方も多いはず。
まだまだメジャーな存在ではないが、このまま大切にしておきたいお店の1つだ。

ちなみに桜餅をおまけに店主からいただいたのだが、お礼を言うとお礼
なんてとんでもない!!余ったものを食べていただいたでけです!!との回答が返ってきた。

本当に・・・大変気持ちよくお店をあとに出来た




「京都市伏見区中島河原田町4-4」
コメント
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