6丁目のつぶやき

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芭蕉の逗留した鹿島根本寺詣

2019-12-23 | 旅行

 

親の死に目に親を罵倒した
臨済宗根本寺の奇人仏頂和尚が
芭蕉に
月見に来ないかと・・・
 
仏頂和尚を尊敬していた芭蕉は
鹿島神宮の参拝も兼ね
奥の細道の出発する2年前(1687年)に訪れた
 
奥の細道を辿っている者としては
鹿島神宮を参拝するかたわら
鹿島根本寺にも行ってみたくなり
観光案内所や民宿のおばさんに
道筋を聞いたが小首を傾げ要領を得ない
パンフレットも無く
Googleマップで
探し当て
朝早く閑静なほそ道をくねくね
歩いて
やっと
誰もいない樹木に囲まれた
素朴質素小さな寺に
たどり着いた
 
 
 
庭の左中央に
大きな新しいピカピカ石碑が
最近建立された様だが・・・
 
 
 
芭蕉は
 
月はやし梢は雨を持ちながら
  寺にてまこと顔なる月見かな
 
私には想像力がなく
この句と今の寺との情景が
ちよつと違和感を覚えた
 
この辺は
鹿島神宮と鹿島アントラーズ
一辺倒で
芭蕉の鹿島紀行について
何か勉強できるかと期待したが・・・
 
芭蕉、門人の曽良、宗波と
ここでどう過ごしたのかと
想像めぐらしながら
元来た道を引き返した
 
 
コメント (1)
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