6丁目のつぶやき

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石垣だらけの津山城(鶴山公園)

2019-12-12 | 

岡山からJR津山線
快速列車で山々の終わりかけた
紅葉を観ながら
山間の津山駅に下車

駅前は人影が少なく
観光案内所も見当たらず遠くの山に
それらしき城を見出した

今にも降りそうな空模様の中
歩き始め徒歩15分

出雲街道に接して
標高41mの小山にシンボリックな備中櫓が
天守の様に見えてきた

 



一二三段と呼ばれる高石垣が重なり
石垣のオンパレード
枡形虎口があちこち
川に面して防禦が実に複雑で
戦国時代の城造りに
知恵を絞ったに違いない



江戸時代初期の傑作
兎も角石垣石垣石垣の
平山城で日本百名城だ

信州川中島の戦いで功のあった
信長の小性だった盛蘭丸の弟
森忠政が津山城生みの親
美濃から美作18万8千500石に封じられ
その後元禄10年嫡子がいなく
廃城 城を松平家に明け渡し
以後大政奉還まで172年間
津山城を守り続けた

ここは別名鶴山公園
日本桜の名所100選
今は紅葉が終わり千本の桜幹
が目立つが
春の満開時には城の石垣と
併せて
さぞかし美しい
日本情緒豊かな風景となるに違いない

 

  しきしまの大和心をひと問わば
        朝日に匂う山桜花かな


それを観にまた行なければ‼️

コメント (1)
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