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明るく楽しい日々を願って。

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どうぞ宜しく・・・。

林芙美子展

2011年10月17日 | Weblog

昨日、神奈川近代文学館で開催されている

林芙美子展に行ってきました。

          

 神奈川近代文学館へ行く途中の、

《港の見える丘公園》は、

バラの花が咲き残っていました。

     

バラ園と向こうに見える建物は、

1937年に建てられたイギリス領事館だった建物です。

 

バラ園とイギリス館を過ぎて

大仏次郎記念館の後ろに

神奈川近代文学館があります。

     

     

これは、神奈川近代文学館入り口の看板です。

 

     

入場券です。

 

 

展覧会は、林芙美子の生涯を

写真や絵画、文物をまじえて紹介していました。

 私は『放浪記』の芙美子しか知りませんでしたので、

驚くことが沢山ありました。

 

林芙美子は、絵も描いていたのに吃驚。

何点かの絵が展示されていました

 

林芙美子が、義理の父と母に育てられ

貧しく行商で暮らしていたのに、

何故、『放浪記』が書けたかと

疑問でしたが、

この展覧会を見て、

林芙美子は、大勢の方のバックアップが

あったのを知りました。

 

林芙美子は、1930年に『放浪記』がベストセラーになると、

印税で中国旅行に出かけ、

1931年6月には、浅草のカジノ・フォーリーで

『放浪記』が上演されます。

同年、11月には、『放浪記』の印税で

フランスへ旅立ちます。

芙美子28歳の時でした。

 

     

これは、2000年(平成12年)に発行された

20世紀デザイン切手第5集の林芙美子のMCです。

フランスへ旅立った時の写真です。

 

バックの絵は、林芙美子の小説『放浪記』の

表紙で、改造社から出版されました。

装丁は、古賀春江です。

という事も、この展覧会で判りました。

 

1時間30分ばかり、展示を拝見して、

お昼は、文学館の中の

喫茶店へ。

     

     

ここで、和風サンドを戴きました。

スライスチーズに海苔、オリーブ漬けがサンドされています。

 

午後からは、太田治子さんが、

林芙美子について講演会をして下さいます。

          

 

 

太田治子さんのお父様は、太宰治です。

お小さい時に、林芙美子さんが養女にしたいと

言ってこられたそうですが、

それとは無関係に、林芙美子のご研究をされて、

本を出版されました。

     

お話の内容は、大体は、この本に書かれていますが、

林芙美子を巡る人々について

展覧会にも、本にもないお話をなさいましたので、

大変面白く拝聴しました。

 

          

     

講演会の後、本をお持ちになったり

買ったりした人にサインをして下さいました。

     

     

私も、本を会場で求めてサインを戴きました。

 

お話を聞いた人の中には、

遠方からお見えになった方も多く、

茨城や名古屋方面からお越しの方の

居られました。

 

私は、帰ってから、この本を読んで、

夜更かしをしてしまいました。

今日は、いまいち頭がすっきりしません。

 

改めて、文学とは何かを考えさせられました。

   


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