航空機の事故で夫と娘を失った女、慧子。事故の後不眠症になってしまった。1988年。人の眠りを奪えば自分が眠れることに気づいた。ラブホテルの張り込みをし、写真を撮り、脅す。金になった。そして、クラブに勤めればいくらでも情報が得られることに気づき、銀座の高級クラブで会計係として働くことになった。人気があるとは言えないが性格の良いヘルプ繭と仲良くなった。繭は、ママに、客と売春させられていた。繭の彼氏のカメラマンが殺された。政治家の写真を撮ったからだろうか。そして繭が殺され、慧子の自宅に遺体が置かれた。警察に疑われる慧子。自ら殺人事件の謎を解こうとすると…
うーむ2サス的展開なのに、そして意外性も2サス的なのに(なぎさや船越の姿がちらつく)、どえらく面白かった、と感じた自分が不思議。
直前に読んでいたのが、「アンダーカバー」だったので、なおさら面白く感じたのだろうか。
「眠れない。他人の眠りを奪うと眠れる」という当初の動機にはあまり食いつけないけれど、ストーリーの運び方、分かりやすいキャラ設定がなかなか。新幹線での読書向き。
中に面白いものが詰まっているとは思えない表紙カバーの絵を変え、慧子の動機や人物造形にもっと厚みを加えてくれれば完璧

今日の一曲
眠れないと言えばインソムニア。DJ TiestoでInsomnia
では、また。
うーむ2サス的展開なのに、そして意外性も2サス的なのに(なぎさや船越の姿がちらつく)、どえらく面白かった、と感じた自分が不思議。
直前に読んでいたのが、「アンダーカバー」だったので、なおさら面白く感じたのだろうか。
「眠れない。他人の眠りを奪うと眠れる」という当初の動機にはあまり食いつけないけれど、ストーリーの運び方、分かりやすいキャラ設定がなかなか。新幹線での読書向き。
中に面白いものが詰まっているとは思えない表紙カバーの絵を変え、慧子の動機や人物造形にもっと厚みを加えてくれれば完璧

今日の一曲
眠れないと言えばインソムニア。DJ TiestoでInsomnia
では、また。